カルテ8
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『えっ!? いや、そうじゃないけど……!!』
電話の向こうで動揺している悟天に同情するように
「悪いな悟天。母さんには俺から言っておくから……」
母の仕掛けた迷惑を、息子としてフォローしなければならないのはよくあることである。が、
『うん……』
と、スッキリしない様子の悟天に
「何だよ」
と、言葉を投げると
『あのさ、トランクスって女の子に興味ないの? あの子カワイイなとか、デートしたいなとか、思わないわけ?』
伺う様に話す悟天に、トランクスは小さく息を吐いた。
「興味がないわけじゃないさ。ただ、今はそんな気になれないだけだよ」
と、うんざりした様に答えると
『あ。もしかして男の方が興味があるとか?』
尋ねてくるその声に
「…そうじゃない。とにかく、彼女くらいつくろうと思えばすぐ出来るから」
強気に出た。
すると『そっか。そうだよねー』
と、言う安心した様な声が聞こえ、続けて
『じゃあ、俺は明日のコンパでカワイイ女の子を見つけてくるよ! トランクスがいない方がライバルが減って有利だしね』
親友の弾んだ声に
「はい、はい。ま、頑張れよ」
と、トランクスは適当なエールを送るのだった。
『ありがと! あ、仕事中に悪かったねー。また彼女出来たら紹介するよ。じゃあ!』
プツリと切れた電話をしばらく眺めながら、虚しさを感じる自分がいた。
読みかけの資料を置くと、小さく息を吐き
「帰るか……」
と、トランクスは呟くのだった。
電話の向こうで動揺している悟天に同情するように
「悪いな悟天。母さんには俺から言っておくから……」
母の仕掛けた迷惑を、息子としてフォローしなければならないのはよくあることである。が、
『うん……』
と、スッキリしない様子の悟天に
「何だよ」
と、言葉を投げると
『あのさ、トランクスって女の子に興味ないの? あの子カワイイなとか、デートしたいなとか、思わないわけ?』
伺う様に話す悟天に、トランクスは小さく息を吐いた。
「興味がないわけじゃないさ。ただ、今はそんな気になれないだけだよ」
と、うんざりした様に答えると
『あ。もしかして男の方が興味があるとか?』
尋ねてくるその声に
「…そうじゃない。とにかく、彼女くらいつくろうと思えばすぐ出来るから」
強気に出た。
すると『そっか。そうだよねー』
と、言う安心した様な声が聞こえ、続けて
『じゃあ、俺は明日のコンパでカワイイ女の子を見つけてくるよ! トランクスがいない方がライバルが減って有利だしね』
親友の弾んだ声に
「はい、はい。ま、頑張れよ」
と、トランクスは適当なエールを送るのだった。
『ありがと! あ、仕事中に悪かったねー。また彼女出来たら紹介するよ。じゃあ!』
プツリと切れた電話をしばらく眺めながら、虚しさを感じる自分がいた。
読みかけの資料を置くと、小さく息を吐き
「帰るか……」
と、トランクスは呟くのだった。