カルテ8
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デスクに積まれた書類の山が、やっと半分になろうかという頃、胸ポケットに入れていた携帯電話が振動した。
液晶を見ると『悟天』という文字が、表示されている。
「何か用か?」
手にした資料を眺めながら電話に出ると
『トランクス、久しぶり!』
と、相変わらず呑気な親友の声が聞こえてきた。
『もしかして、まだ仕事中だった?』
「そうだよ。悪いけど、用が無いなら切るぞ」
突き放す様に言うと
『あー、待って待って!!』
と、慌てる悟天の声がそのまま続けた。
『実はさー、明日コンパなんだけど1人足りないんだよねー。でさ、トランクス来れないかなーと思って! トランクスが来てくれたら女の子たち喜ぶと思うんだよねー』
「悪いな、無理だ」
即、断るトランクスに
『えーっ!? 何でだよ、土曜だから仕事休みだろ?』
悟天が非難めいた声をあげると
「明日は取引先主催のパーティがあるんだよ。だから無理だ」
『チェッ。何だよ、久しぶりにトランクスに会えると思ったのにぃ』
口を尖らしているだろう、親友の顔を想像しながら
「会おうと思えば、いつでも会えるだろう」
と、手元の資料を捲りながら、事も無げに言うと
『まぁ、そうだけどさ……』
言葉を濁し、一瞬黙った悟天だったが、次に
『ほら……トランクスもさ、そろそろ彼女つくった方がいいんじゃないかと思ってさ……』
更に言葉を濁しながら、伺う様に話す悟天に
「……もしかして、母さんに頼まれたのか?」
トランクスは資料から目を離すと、顔をしかめた。
液晶を見ると『悟天』という文字が、表示されている。
「何か用か?」
手にした資料を眺めながら電話に出ると
『トランクス、久しぶり!』
と、相変わらず呑気な親友の声が聞こえてきた。
『もしかして、まだ仕事中だった?』
「そうだよ。悪いけど、用が無いなら切るぞ」
突き放す様に言うと
『あー、待って待って!!』
と、慌てる悟天の声がそのまま続けた。
『実はさー、明日コンパなんだけど1人足りないんだよねー。でさ、トランクス来れないかなーと思って! トランクスが来てくれたら女の子たち喜ぶと思うんだよねー』
「悪いな、無理だ」
即、断るトランクスに
『えーっ!? 何でだよ、土曜だから仕事休みだろ?』
悟天が非難めいた声をあげると
「明日は取引先主催のパーティがあるんだよ。だから無理だ」
『チェッ。何だよ、久しぶりにトランクスに会えると思ったのにぃ』
口を尖らしているだろう、親友の顔を想像しながら
「会おうと思えば、いつでも会えるだろう」
と、手元の資料を捲りながら、事も無げに言うと
『まぁ、そうだけどさ……』
言葉を濁し、一瞬黙った悟天だったが、次に
『ほら……トランクスもさ、そろそろ彼女つくった方がいいんじゃないかと思ってさ……』
更に言葉を濁しながら、伺う様に話す悟天に
「……もしかして、母さんに頼まれたのか?」
トランクスは資料から目を離すと、顔をしかめた。