カルテ7
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その頃メディカは朝の回診を終え、医局に戻るところを呼び止められた。
振り向くと、ブラの診断書を渡し忘れた、あの看護師の姿があった。
「先生、おはようございます! 先日は申し訳ありませんでした」
頭を垂れる看護師に
「おはようございます。大丈夫ですよ、ちゃんと渡せましたから」
と、ニコリと笑ったが、反対にその看護師の顔は曇っていく。
その様子に
「もしかして、バレちゃいました?」
小声で聞くと
「すみません……!」
と、彼女は頭を更に深く垂れた。そして、顔を上げると不安そうな顔で
「あの日、先生と連絡が取れないという電話が掛かって来たみたいで……。心配されたホスピ先生がステーションに聞きに来られたんです。それで私……」
と、続けた。
途中まで、少しびくびくしながら聞いていたメディカだったが、ホスピの名前が出るとホッとし
「ホスピ先生なら、多分大丈夫です。特に何も言われなかったし。だから、大丈夫! 気にしないで下さい」
看護師の不安を払拭する様に、明るい笑顔を作った。
その笑顔のおかげか、看護師の曇った表情が少しずつ晴れ間を見せ始める。
「何か言われたら、私から謝っておきますから! 大丈夫ですよ!!」
メディカは安心させる様に「ね?」と、微笑むと
「は、はい」
と、看護師も安堵の微笑を浮かべるのだった。
その顔を見て安心したメディカは
「じゃ、戻ります。何かあったら内線で呼んで下さい」
そう言うと、再び医局に向かって歩き出した。
振り向くと、ブラの診断書を渡し忘れた、あの看護師の姿があった。
「先生、おはようございます! 先日は申し訳ありませんでした」
頭を垂れる看護師に
「おはようございます。大丈夫ですよ、ちゃんと渡せましたから」
と、ニコリと笑ったが、反対にその看護師の顔は曇っていく。
その様子に
「もしかして、バレちゃいました?」
小声で聞くと
「すみません……!」
と、彼女は頭を更に深く垂れた。そして、顔を上げると不安そうな顔で
「あの日、先生と連絡が取れないという電話が掛かって来たみたいで……。心配されたホスピ先生がステーションに聞きに来られたんです。それで私……」
と、続けた。
途中まで、少しびくびくしながら聞いていたメディカだったが、ホスピの名前が出るとホッとし
「ホスピ先生なら、多分大丈夫です。特に何も言われなかったし。だから、大丈夫! 気にしないで下さい」
看護師の不安を払拭する様に、明るい笑顔を作った。
その笑顔のおかげか、看護師の曇った表情が少しずつ晴れ間を見せ始める。
「何か言われたら、私から謝っておきますから! 大丈夫ですよ!!」
メディカは安心させる様に「ね?」と、微笑むと
「は、はい」
と、看護師も安堵の微笑を浮かべるのだった。
その顔を見て安心したメディカは
「じゃ、戻ります。何かあったら内線で呼んで下さい」
そう言うと、再び医局に向かって歩き出した。