カルテ1
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待合には、赤ちゃんを抱っこした若い母親の姿や、2歳~6歳くらいの子供たちが数名、それぞれ自分の母親と一緒に順番を待っている。自分にもこんな時があったな、とその光景を懐かしく思いながら眺めていると、ブラの名前が呼ばれてハッとした。
そんなにすぐ呼ばれるとは思ってもいなかった。
「はい」
返事をして立ち上がると、受付の女性から
「診察室2番にお入り下さい」
と案内された。
ブラを支え、受付から横に並んだ1から5まである診察室の2番の部屋のドアをノックした。
「はい、どうぞ」
中からの返事を待ってドアを開ける。
「先生、よろしくお願いします」
ブラを医者の前に置かれた椅子に座らせ、ブルマはブラの傍に立った。
医者は30代くらいの眼鏡を掛けた男性医師だった。デスクに置かれたタブレットを見てからブラの方を向くと
「お腹が痛い?」
と、うつむいているブラに、優しい口調で問いかけた。
ブラが小さく頷くと
「いつ頃からですか?」
医師はブルマに、顔を向けた。
ブルマは、昨晩から腹痛があったこと、そして今朝の症状を医師に伝えた。
医師はそれを聞くと、聴診器を使った診察や咽喉を診るなどしてからブラの腹部に手を当て触診を始めた。
「喉に少し炎症があるようなので、熱は風邪からきていると思います。ただ、腹痛の方は念のため、エコーとCTをとりましょうか」
エコー、CTと言われブルマはぎょっとした。
「え、風邪じゃないの!?」
あきらかに動揺している母親に
「一応検査の方をしてみないと、詳しく分かりませんので。血液検査も併せてしますね」
医師はそう言うとデスクに向かい、タブレットにペンをを走らせた。
その間に看護師が診察室に入り、採血の準備をしている。
その様子を、ブラの背中をゆっくり撫でながら、ブルマは呆然と見つめていた。
そんなにすぐ呼ばれるとは思ってもいなかった。
「はい」
返事をして立ち上がると、受付の女性から
「診察室2番にお入り下さい」
と案内された。
ブラを支え、受付から横に並んだ1から5まである診察室の2番の部屋のドアをノックした。
「はい、どうぞ」
中からの返事を待ってドアを開ける。
「先生、よろしくお願いします」
ブラを医者の前に置かれた椅子に座らせ、ブルマはブラの傍に立った。
医者は30代くらいの眼鏡を掛けた男性医師だった。デスクに置かれたタブレットを見てからブラの方を向くと
「お腹が痛い?」
と、うつむいているブラに、優しい口調で問いかけた。
ブラが小さく頷くと
「いつ頃からですか?」
医師はブルマに、顔を向けた。
ブルマは、昨晩から腹痛があったこと、そして今朝の症状を医師に伝えた。
医師はそれを聞くと、聴診器を使った診察や咽喉を診るなどしてからブラの腹部に手を当て触診を始めた。
「喉に少し炎症があるようなので、熱は風邪からきていると思います。ただ、腹痛の方は念のため、エコーとCTをとりましょうか」
エコー、CTと言われブルマはぎょっとした。
「え、風邪じゃないの!?」
あきらかに動揺している母親に
「一応検査の方をしてみないと、詳しく分かりませんので。血液検査も併せてしますね」
医師はそう言うとデスクに向かい、タブレットにペンをを走らせた。
その間に看護師が診察室に入り、採血の準備をしている。
その様子を、ブラの背中をゆっくり撫でながら、ブルマは呆然と見つめていた。