カルテ6
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「先生の部屋、4階だったわよね?」
上から降ってきた声に、メディカは顔を上げた。
ブルマは階段の踊り場で腰に手を当て、2人が上がって来るのを待っている。齢の割りに、と言ったら間違いなく怒られそうだが、ブルマに疲れた様子は見られず元気なものだ。
さすが、現在も会長兼科学者としてカプセルコーポレーションを引っ張っているだけのことはある。
「そうです。415号室です。」
少し息が切れ始めている自分に、メディカは苦笑いしながら踊り場に着いた。
「まだ臭いが残ってるわね・・・。ブラ、気分はどう?大丈夫?」
ブルマは眉を寄せ、確認するように娘の顔を見つめた。
「うん。大丈夫よ、ママ。」
ただ、この臭いが苦手とみえ、ブラは顔を歪めている。
部屋の前まで来ると、メディカは鍵を取り出した。
「開けましたので、どうぞ。」
2人のやり取りを背中で聞きながら、メディカは玄関のドアをゆっくりと開けた。
開けられたドアの隙間から、外より濃度の濃い臭いが流れてくる。
顔をしかめながら、ドアを全開に開くと、篭っていた臭いと熱気とが同時に放出され、何とも言えない不快な空気が吐き出された。
メディカは中の空気を入れ替える様に、ドアを開け放したまま、勝手の知れた家の中へと入って行く。
「お邪魔しまーす。」
ブルマとブラもメディカに続き、中へと入った。玄関は特に変わった様子もなく、スッキリとしている。臭いさえなければ、何事もなかった様な普通の部屋に見えた。
上から降ってきた声に、メディカは顔を上げた。
ブルマは階段の踊り場で腰に手を当て、2人が上がって来るのを待っている。齢の割りに、と言ったら間違いなく怒られそうだが、ブルマに疲れた様子は見られず元気なものだ。
さすが、現在も会長兼科学者としてカプセルコーポレーションを引っ張っているだけのことはある。
「そうです。415号室です。」
少し息が切れ始めている自分に、メディカは苦笑いしながら踊り場に着いた。
「まだ臭いが残ってるわね・・・。ブラ、気分はどう?大丈夫?」
ブルマは眉を寄せ、確認するように娘の顔を見つめた。
「うん。大丈夫よ、ママ。」
ただ、この臭いが苦手とみえ、ブラは顔を歪めている。
部屋の前まで来ると、メディカは鍵を取り出した。
「開けましたので、どうぞ。」
2人のやり取りを背中で聞きながら、メディカは玄関のドアをゆっくりと開けた。
開けられたドアの隙間から、外より濃度の濃い臭いが流れてくる。
顔をしかめながら、ドアを全開に開くと、篭っていた臭いと熱気とが同時に放出され、何とも言えない不快な空気が吐き出された。
メディカは中の空気を入れ替える様に、ドアを開け放したまま、勝手の知れた家の中へと入って行く。
「お邪魔しまーす。」
ブルマとブラもメディカに続き、中へと入った。玄関は特に変わった様子もなく、スッキリとしている。臭いさえなければ、何事もなかった様な普通の部屋に見えた。