カルテ4
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「あの、でも! どんな状態か分からないですし、一度私が確認して来るのでそれから来てもらった方が……」
この口撃を防ごうと、捲し立てるも
「メディカ先生が1人で行くのも危ないんじゃない? もしかしたら、中まで燃えちゃってるかもしれないし」
確かにメディカの部屋は失火した部屋の真下だ。下の階まで燃えているとは思えないが、100%大丈夫だとは言い切れない。
しかし、メディカは何とか逃れようと言葉を探すが見つからず、うっかり
「そ、そうだ! じゃあ、明日にしませんか? 私、休みなので!」
と、口を滑らせてしまった。
思えばこの一言がいけなかった。
この言葉にブルマとブラは同時に顔を輝かせ
「そう、明日お休みなの! なら、今日はウチに泊まって行きなさいよ! そして、明日一緒にマンションを見に行きましょう。明るいうちに行った方がまだ安全だろうし」
「うんうん、そうよ! 明日なら、まだ学校休みだし!!」
(しまった……!)
この母娘のはしゃぐ姿を、メディカは愕然とした思いで見つめるしかなかった。
自分の余計な一言に後悔しているメディカに
「ところで、先生。その紙袋なんだけど……」
と、ブルマは指を差し、ニコリとしながら尋ねてきた。
ここに来てからというもの、ブルマとブラの作り出す強引な流れに逆らえず、メディカはお礼を渡すことなどすっかり忘れてしまっていた。
「あっ、そうだ……! 昨夜はありがとうございました」
ブラとは反対側の椅子に置いていた紙袋を、ブルマに手渡すと
「お礼なんてよかったのに。でも、ここのお菓子私大好きなの! ありがたく頂いておくわ! あとでお茶入れるから、みんなで食べましょ」
ブルマは紙袋を持つと、嬉しそうにキッチンへと消えていった。
この口撃を防ごうと、捲し立てるも
「メディカ先生が1人で行くのも危ないんじゃない? もしかしたら、中まで燃えちゃってるかもしれないし」
確かにメディカの部屋は失火した部屋の真下だ。下の階まで燃えているとは思えないが、100%大丈夫だとは言い切れない。
しかし、メディカは何とか逃れようと言葉を探すが見つからず、うっかり
「そ、そうだ! じゃあ、明日にしませんか? 私、休みなので!」
と、口を滑らせてしまった。
思えばこの一言がいけなかった。
この言葉にブルマとブラは同時に顔を輝かせ
「そう、明日お休みなの! なら、今日はウチに泊まって行きなさいよ! そして、明日一緒にマンションを見に行きましょう。明るいうちに行った方がまだ安全だろうし」
「うんうん、そうよ! 明日なら、まだ学校休みだし!!」
(しまった……!)
この母娘のはしゃぐ姿を、メディカは愕然とした思いで見つめるしかなかった。
自分の余計な一言に後悔しているメディカに
「ところで、先生。その紙袋なんだけど……」
と、ブルマは指を差し、ニコリとしながら尋ねてきた。
ここに来てからというもの、ブルマとブラの作り出す強引な流れに逆らえず、メディカはお礼を渡すことなどすっかり忘れてしまっていた。
「あっ、そうだ……! 昨夜はありがとうございました」
ブラとは反対側の椅子に置いていた紙袋を、ブルマに手渡すと
「お礼なんてよかったのに。でも、ここのお菓子私大好きなの! ありがたく頂いておくわ! あとでお茶入れるから、みんなで食べましょ」
ブルマは紙袋を持つと、嬉しそうにキッチンへと消えていった。