カルテ1
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ブラの容体が悪化したのは、その日の午前10時を少し過ぎた頃だった。
朝飲んだ薬の効果はなく、熱は下がらず、何度か嘔吐もした。
これはただの風邪ではないと感じたブルマは、ブラを病院へ連れて行くことにした。
ブルマは家の最上階にある重力室に向かい、その部屋の隣にあるモニタールームから、重力室のべジータへと呼びかけた。
「べジーター! トレーニング中悪いんだけど、ブラが大変なの! ちょっと出てきてくれない!」
モニターを見ると、重力室の中のべジータが動きを止め、入り口に向かって歩いて来るのが見える。
「ブラがどうかしたのか」
重力室から出るなり、いつもの冷静な口調で、べジータはブルマに問いかけた。早朝からのトレーニングで、大量の汗を掻いているべジータに、ブルマはタオルを差し出し、ブラの容体を伝える。
「で、今から病院に連れて行くから、ブラをエアカーまで運んで欲しいのよ。それから、留守番お願いね!」
べジータは汗を拭き終えると、モニタールームに設置されている棚からシャツを取り出し、素早く着替えた。
2人でブラの部屋へ向かう途中
「エアカーを使うより、俺が連れて行った方が早いんじゃないか」
舞空術を使うことをべジータは提案したが、ブルマはさらりと断った。
空を飛んで行った方が、それは早いだろう。
しかし、病院は待たされるのが常だ。かなりの時間待たされることもある。べジータが眉間に深い皺を寄せ、イライラしてる姿しか目に浮かばない。あげく、何をしでかすか分かったものではない。そんな想像をしつつ
「べジータには無理よ」
溜息交じりに言うと
「無理とはどういうことだ!」
べジータは鋭い口調と、目つきでブルマを見た。
朝飲んだ薬の効果はなく、熱は下がらず、何度か嘔吐もした。
これはただの風邪ではないと感じたブルマは、ブラを病院へ連れて行くことにした。
ブルマは家の最上階にある重力室に向かい、その部屋の隣にあるモニタールームから、重力室のべジータへと呼びかけた。
「べジーター! トレーニング中悪いんだけど、ブラが大変なの! ちょっと出てきてくれない!」
モニターを見ると、重力室の中のべジータが動きを止め、入り口に向かって歩いて来るのが見える。
「ブラがどうかしたのか」
重力室から出るなり、いつもの冷静な口調で、べジータはブルマに問いかけた。早朝からのトレーニングで、大量の汗を掻いているべジータに、ブルマはタオルを差し出し、ブラの容体を伝える。
「で、今から病院に連れて行くから、ブラをエアカーまで運んで欲しいのよ。それから、留守番お願いね!」
べジータは汗を拭き終えると、モニタールームに設置されている棚からシャツを取り出し、素早く着替えた。
2人でブラの部屋へ向かう途中
「エアカーを使うより、俺が連れて行った方が早いんじゃないか」
舞空術を使うことをべジータは提案したが、ブルマはさらりと断った。
空を飛んで行った方が、それは早いだろう。
しかし、病院は待たされるのが常だ。かなりの時間待たされることもある。べジータが眉間に深い皺を寄せ、イライラしてる姿しか目に浮かばない。あげく、何をしでかすか分かったものではない。そんな想像をしつつ
「べジータには無理よ」
溜息交じりに言うと
「無理とはどういうことだ!」
べジータは鋭い口調と、目つきでブルマを見た。