カルテ3
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大袈裟に溜息を吐くと、ブラは椅子にドカッと座った。
自分だけ知らなかったことが面白くないらしく、ブラの機嫌は斜めになりつつあった。そして、その不満を吐き出すように
「お兄ちゃん。先生にエッチなことしてないでしょうね」
隣のトランクスを睨んだ。
「ぶっ! なっ、するわけないだろ!」
飲んでいたコーヒーを吹き出しそうになりながら、トランクスは慌てて否定した。
「なら、いいんだけど。先生可愛いから、心配になっちゃったわ」
10歳が言うセリフとは思えないことを、さらりと言ってのける妹をトランクスは末恐ろしく感じた。
その妹は涼しい顔で朝食を摂り始めている。
「ブラ、トランクスがそんなこと出来るわけないでしょ。まぁ、ホントはそれぐらい強引なコトして欲しいとこだけど」
キッチンから出て来るなり、そう言うブルマに
「か、母さん! 何言ってるんだよ!!」
この発言にトランクスの眠気は一気に吹き飛んだ。
娘の発言に便乗して過激なことを言ってのける母。この親にしてこの娘あり、である。
「あら。だって24にもなって、彼女の1人もいないでしょ。社内じゃ、男にしか興味ないんじゃないかって噂になってるわよ」
ブルマは席に着くと、コーヒーの入ったマグカップを手に取った。
「えっ……!?」
社員達はそんな目で自分を見ているのかと思うと、変な汗が滲んできた。
「そうよ、トランクス。アンタ、顔は悪くないんだから、早く彼女の1人や2人作っちゃいなさい。そこは悟天くんを見習わなくちゃねー」
何食わぬ顔で言う母に、朝からする会話じゃないだろ。まして10歳の子供の前で話すことじゃないだろ。と心の中で突っ込みながら、トランクスは顔を引き攣らせた。
「妹の私が言うのも何だけど、お兄ちゃん、カッコいいのにねー。ねぇ、何で彼女作らないの?」
きょとんとした顔で見つめる妹に
「い、いいだろ、別に。今は仕事が大事なんだよ」
新聞に目を戻すと、トランクスは誤魔化すようにコーヒーを啜った。
「ふーん」
仕事という言葉を出すと、ブラは興味を失ったようにそれ以上詮索をしようとはしなかった。
ただ、ブルマは気になっていた。何故、息子は彼女を作ろうとしないのか。
以前は何人か彼女がいたはずである。
今のブルマの関心は会社の経営よりも、息子の恋愛の方に傾きつつあった。
自分だけ知らなかったことが面白くないらしく、ブラの機嫌は斜めになりつつあった。そして、その不満を吐き出すように
「お兄ちゃん。先生にエッチなことしてないでしょうね」
隣のトランクスを睨んだ。
「ぶっ! なっ、するわけないだろ!」
飲んでいたコーヒーを吹き出しそうになりながら、トランクスは慌てて否定した。
「なら、いいんだけど。先生可愛いから、心配になっちゃったわ」
10歳が言うセリフとは思えないことを、さらりと言ってのける妹をトランクスは末恐ろしく感じた。
その妹は涼しい顔で朝食を摂り始めている。
「ブラ、トランクスがそんなこと出来るわけないでしょ。まぁ、ホントはそれぐらい強引なコトして欲しいとこだけど」
キッチンから出て来るなり、そう言うブルマに
「か、母さん! 何言ってるんだよ!!」
この発言にトランクスの眠気は一気に吹き飛んだ。
娘の発言に便乗して過激なことを言ってのける母。この親にしてこの娘あり、である。
「あら。だって24にもなって、彼女の1人もいないでしょ。社内じゃ、男にしか興味ないんじゃないかって噂になってるわよ」
ブルマは席に着くと、コーヒーの入ったマグカップを手に取った。
「えっ……!?」
社員達はそんな目で自分を見ているのかと思うと、変な汗が滲んできた。
「そうよ、トランクス。アンタ、顔は悪くないんだから、早く彼女の1人や2人作っちゃいなさい。そこは悟天くんを見習わなくちゃねー」
何食わぬ顔で言う母に、朝からする会話じゃないだろ。まして10歳の子供の前で話すことじゃないだろ。と心の中で突っ込みながら、トランクスは顔を引き攣らせた。
「妹の私が言うのも何だけど、お兄ちゃん、カッコいいのにねー。ねぇ、何で彼女作らないの?」
きょとんとした顔で見つめる妹に
「い、いいだろ、別に。今は仕事が大事なんだよ」
新聞に目を戻すと、トランクスは誤魔化すようにコーヒーを啜った。
「ふーん」
仕事という言葉を出すと、ブラは興味を失ったようにそれ以上詮索をしようとはしなかった。
ただ、ブルマは気になっていた。何故、息子は彼女を作ろうとしないのか。
以前は何人か彼女がいたはずである。
今のブルマの関心は会社の経営よりも、息子の恋愛の方に傾きつつあった。