カルテ3
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ピピピ! っというアラームの音でメディカは目を覚ました。
「……っ! アラームの時間変えるの忘れてた!!」
枕元に置いていた携帯電話のディスプレイには、いつもの起床時刻である6時という文字が表示されている。
「あーっ! シャワーしたかったのにぃぃ!も、もう……!」
バスルームの手前にある洗面所で顔だけ洗うと、メディカは鞄を掴み慌てて部屋を出た。
玄関に向かう途中
「あっ! そ、そうだ!」
誰もいないリビングに入り、鞄から取り出したノートを1ページ破るとペンを走らせた。それをダイニングテーブルに置くと再び玄関へと急いだ。
外に出ると青く澄んだ空がもう広がっている。
鞄からホイポイカプセルを取り出し投げると、シルバーのエアバイクが姿を現した。学生時代から乗っているメディカの愛車だ。
バイクに跨りエンジンを掛ると、カプセルコーポを後にした。
病院に着くと、院内にある売店に向かった。
仕事の時の朝食はいつも、その売店で買うことにしている。もう、店のおばさんともすっかり顔馴染みだ。
「おはよう、先生。今日は少し遅かったわね」
おばさんはそう言うとメディカの顔をじーっと見つめた。
「おはようございます。ちょっと寝坊しちゃって……」
苦笑いしていると
「疲れた顔してるねー。そんな顔してると、いつまで経っても彼氏出来ないよ」
と、おばさんは呆れ顔だ。
「……。あ、おばさん、そのベーグルサンドちょうだい」
苦笑いしながらショウケースを指さして、メディカは話を逸らすように注文した。
売店は、大人2人が入れる程の、小さい店だった。院内にはコンビニも入っているのだがメディカは売店で販売されているベーグルサンドが気に入っていて、いつもこちらを利用している。特に生ハムとチーズ、レタスが挟まれたベーグルサンドが大のお気に入りだった。
「はい、先生。仕事もいいけど、早くイイ男見つけなよ」
ベーグルの入った袋を手渡しながら、おばさんは溜息混じりに言うと
「ありがとう、おばさん。彼氏が出来たら、1番におばさんに報告するから!」
ニコリと微笑むと、メディカは売店を後にした。
「……っ! アラームの時間変えるの忘れてた!!」
枕元に置いていた携帯電話のディスプレイには、いつもの起床時刻である6時という文字が表示されている。
「あーっ! シャワーしたかったのにぃぃ!も、もう……!」
バスルームの手前にある洗面所で顔だけ洗うと、メディカは鞄を掴み慌てて部屋を出た。
玄関に向かう途中
「あっ! そ、そうだ!」
誰もいないリビングに入り、鞄から取り出したノートを1ページ破るとペンを走らせた。それをダイニングテーブルに置くと再び玄関へと急いだ。
外に出ると青く澄んだ空がもう広がっている。
鞄からホイポイカプセルを取り出し投げると、シルバーのエアバイクが姿を現した。学生時代から乗っているメディカの愛車だ。
バイクに跨りエンジンを掛ると、カプセルコーポを後にした。
病院に着くと、院内にある売店に向かった。
仕事の時の朝食はいつも、その売店で買うことにしている。もう、店のおばさんともすっかり顔馴染みだ。
「おはよう、先生。今日は少し遅かったわね」
おばさんはそう言うとメディカの顔をじーっと見つめた。
「おはようございます。ちょっと寝坊しちゃって……」
苦笑いしていると
「疲れた顔してるねー。そんな顔してると、いつまで経っても彼氏出来ないよ」
と、おばさんは呆れ顔だ。
「……。あ、おばさん、そのベーグルサンドちょうだい」
苦笑いしながらショウケースを指さして、メディカは話を逸らすように注文した。
売店は、大人2人が入れる程の、小さい店だった。院内にはコンビニも入っているのだがメディカは売店で販売されているベーグルサンドが気に入っていて、いつもこちらを利用している。特に生ハムとチーズ、レタスが挟まれたベーグルサンドが大のお気に入りだった。
「はい、先生。仕事もいいけど、早くイイ男見つけなよ」
ベーグルの入った袋を手渡しながら、おばさんは溜息混じりに言うと
「ありがとう、おばさん。彼氏が出来たら、1番におばさんに報告するから!」
ニコリと微笑むと、メディカは売店を後にした。