カルテ25
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メディカはベッドに潜り込み目を閉じたが、胸の奥に仕舞いかけていたことを思い出し、再び目を開けた。
いつも穏やかなトランクスに突然手を掴まれたその瞬間、ドキッとしたのは、これも同じく久し振りに異性に触れられたからだろうか。
手を掴んだまま自分の前を歩くトランクスの背中を見つめながら、少しばかり心拍数が上がっている自分に気付き、思わず声を掛けて誤魔化した。
そして、慌てた様に手を離された時、少し寂しく感じたのは気のせいだろうか。
掴まれた手首に触れると、胸のあたりが締め付けられる様な感覚を覚え、それを否定する様に、ふっと小さく息を吐いた。
2人並んで縁台に座り、ぽつりぽつりと話しをしていたことを思い出す。その時間はとても穏やかで心地良かった。
それはきっと、トランクスの落ち着いた声や雰囲気のせいだろう。
端正な横顔は、自分の話しに頷いたり微笑んだりと、しっかりと反応を示してくれていた。
そんなトランクスの横顔を思い出していると、あることまで思い出し、メディカは眉を寄せた。
それは、かき氷をトランクスの口元に差し出したことだった。
自分が気にすることなくとったあの行動に、トランクスの戸惑っていたであろう、あの顔を思い出すと
(何してんだろ・・・私・・・。)
と、胸が苦くなった。
きっと彼は引いていたに違いない・・・。
自分のした事を後悔しながら、微妙な感情の変化に気付かぬふりをする様、メディカは目を閉じるのだった。
そして枕元に置いた携帯電話がけたたましく鳴ったのは、この数時間後のことである。
いつも穏やかなトランクスに突然手を掴まれたその瞬間、ドキッとしたのは、これも同じく久し振りに異性に触れられたからだろうか。
手を掴んだまま自分の前を歩くトランクスの背中を見つめながら、少しばかり心拍数が上がっている自分に気付き、思わず声を掛けて誤魔化した。
そして、慌てた様に手を離された時、少し寂しく感じたのは気のせいだろうか。
掴まれた手首に触れると、胸のあたりが締め付けられる様な感覚を覚え、それを否定する様に、ふっと小さく息を吐いた。
2人並んで縁台に座り、ぽつりぽつりと話しをしていたことを思い出す。その時間はとても穏やかで心地良かった。
それはきっと、トランクスの落ち着いた声や雰囲気のせいだろう。
端正な横顔は、自分の話しに頷いたり微笑んだりと、しっかりと反応を示してくれていた。
そんなトランクスの横顔を思い出していると、あることまで思い出し、メディカは眉を寄せた。
それは、かき氷をトランクスの口元に差し出したことだった。
自分が気にすることなくとったあの行動に、トランクスの戸惑っていたであろう、あの顔を思い出すと
(何してんだろ・・・私・・・。)
と、胸が苦くなった。
きっと彼は引いていたに違いない・・・。
自分のした事を後悔しながら、微妙な感情の変化に気付かぬふりをする様、メディカは目を閉じるのだった。
そして枕元に置いた携帯電話がけたたましく鳴ったのは、この数時間後のことである。