カルテ23
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「悟天さんにはイチゴ味を頼まれたんですけど、トランクスさんは何味にしますか?」
いつになく近いメディカとの距離にドキドキしながら
「そ、そうだなー・・・。メディカさんは決まってますか?」
と、左に並ぶ横顔を見下ろすと
「うーん、私はイチゴミルクにしようかな。」
ニコニコと笑顔で歩く姿に、やっと彼女を独占出来たことに満足し、トランクスの表情は自然と緩んでいくのだった。
屋台から流れて来る、ソースや醤油の焼ける匂いが漂う中を、何を話すでもなくかき氷の屋台へと2人並んで歩きながら、トランクスはふと思った。
今までなら、この沈黙を重たく感じた筈だが、隣りを歩く彼女といると、それさえ心地良く感じる。
飾らない自分でいられることの解放感と、本当の自分の姿しか知らず接してくれる彼女は尊い存在だと思うと、メディカへの想いは膨れ上がった。
そして、強い独占欲が胸の中を支配し、込み上げてくる想いが抑えきれなくなった時、左の手はメディカの右手へと伸びていた。
が、指先が触れる寸前で
(な、何してるんだ・・・!)
と、我に返り、今、本能の赴くままにメディカに触れようとした自分を恥ずかしく思った。
(お、落ち着け、俺・・・!)
自分に言い聞かせながら、気持ちを静めていると
「トランクスさん?」
と、不思議そうに自分を見上げるメディカと目が合い
「へ?あ、いや!えっと、お、俺はメロン味にしようかなー・・・。はは・・・!」
トランクスは無理矢理笑顔を作ると、慌ててその場を誤魔化すのだった。
いつになく近いメディカとの距離にドキドキしながら
「そ、そうだなー・・・。メディカさんは決まってますか?」
と、左に並ぶ横顔を見下ろすと
「うーん、私はイチゴミルクにしようかな。」
ニコニコと笑顔で歩く姿に、やっと彼女を独占出来たことに満足し、トランクスの表情は自然と緩んでいくのだった。
屋台から流れて来る、ソースや醤油の焼ける匂いが漂う中を、何を話すでもなくかき氷の屋台へと2人並んで歩きながら、トランクスはふと思った。
今までなら、この沈黙を重たく感じた筈だが、隣りを歩く彼女といると、それさえ心地良く感じる。
飾らない自分でいられることの解放感と、本当の自分の姿しか知らず接してくれる彼女は尊い存在だと思うと、メディカへの想いは膨れ上がった。
そして、強い独占欲が胸の中を支配し、込み上げてくる想いが抑えきれなくなった時、左の手はメディカの右手へと伸びていた。
が、指先が触れる寸前で
(な、何してるんだ・・・!)
と、我に返り、今、本能の赴くままにメディカに触れようとした自分を恥ずかしく思った。
(お、落ち着け、俺・・・!)
自分に言い聞かせながら、気持ちを静めていると
「トランクスさん?」
と、不思議そうに自分を見上げるメディカと目が合い
「へ?あ、いや!えっと、お、俺はメロン味にしようかなー・・・。はは・・・!」
トランクスは無理矢理笑顔を作ると、慌ててその場を誤魔化すのだった。