カルテ18
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ブルマさん、素敵ですね・・・。」
隣りから聞こえた感嘆の声に
「えっ・・・?」
と、その声の方を見ると
「同じ女性として憧れます・・・!」
たった今、ブルマが出て行ったばかりの入口を見つめ、顔を輝かせるメディカの姿があった。
自分も「素敵」だと言われたが、今発せられた「素敵」は自分に対するものと何か違う・・・。
そんな彼女の姿に、母に対して嫉妬心が湧き上がりつつある自分に気付く。
今のように輝いた表情を、いつか自分にも向けてくれる日は来るのだろうか・・・。
彼女にとって、少しでも特別な存在となり得ることは出来るだろうか・・・。
しかし、今はまだ遠い気がした。
そしてそれは当然なことだと思い直した。
何しろ、お互い言葉を交わすようになってからまだ1週間だ。
そして、その1週間の中でメディカと過ごした時間はごく僅かだ・・・。
(そうだよ・・・。まだこれからじゃないか・・・!)
沈みかけていた気持ちを浮上させようとした時だった
「おかえりなさーい。あれ、ママもう行っちゃったの?」
と言うブラの声が聞こえたかと思ったら、続け様に発せられた
「あ、お姉ちゃん!デートどうだった?」
という言葉に、トランクスの浮かびかけていた気持ちは一瞬にして固まってしまったのだった。
「もう・・・。ブラちゃん、デートじゃないから・・・。」
と、苦笑いするメディカの隣りで、引き攣った表情を貼りつかせる兄を、ブラはニヤニヤと意地悪く見つめるのだった。
隣りから聞こえた感嘆の声に
「えっ・・・?」
と、その声の方を見ると
「同じ女性として憧れます・・・!」
たった今、ブルマが出て行ったばかりの入口を見つめ、顔を輝かせるメディカの姿があった。
自分も「素敵」だと言われたが、今発せられた「素敵」は自分に対するものと何か違う・・・。
そんな彼女の姿に、母に対して嫉妬心が湧き上がりつつある自分に気付く。
今のように輝いた表情を、いつか自分にも向けてくれる日は来るのだろうか・・・。
彼女にとって、少しでも特別な存在となり得ることは出来るだろうか・・・。
しかし、今はまだ遠い気がした。
そしてそれは当然なことだと思い直した。
何しろ、お互い言葉を交わすようになってからまだ1週間だ。
そして、その1週間の中でメディカと過ごした時間はごく僅かだ・・・。
(そうだよ・・・。まだこれからじゃないか・・・!)
沈みかけていた気持ちを浮上させようとした時だった
「おかえりなさーい。あれ、ママもう行っちゃったの?」
と言うブラの声が聞こえたかと思ったら、続け様に発せられた
「あ、お姉ちゃん!デートどうだった?」
という言葉に、トランクスの浮かびかけていた気持ちは一瞬にして固まってしまったのだった。
「もう・・・。ブラちゃん、デートじゃないから・・・。」
と、苦笑いするメディカの隣りで、引き攣った表情を貼りつかせる兄を、ブラはニヤニヤと意地悪く見つめるのだった。