カルテ17
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「そ、そうですか?」
ニヤケそうな口元を必死で堪えながら尋ねると
「はい。楽しいですし、落ち着いてられるのでお話してて安心します。・・・だからですね。ホントに頼ってしまいそうになります・・・。いけませんね。」
と、困った様な笑顔を向けるメディカにドギマギしながら
「い、いや。その、頼られるのは嬉しいというか・・・」
紅潮した顔のままそう言うと
「ふふ。頼られるのが嬉しいなんて、トランクスさんはやっぱりお兄さんですね。でも、トランクスさんなら安心して頼れそうですし、そんなお兄さんがいて、やっぱりブラちゃんが羨ましいです。」
自分のことをその様に評価してくれているメディカの言葉が嬉しく、堪えるのも限界で顔を緩ませると
「私のお兄さんにもなって欲しいくらいです。」
という、全く悪気もなく微笑みながら発せられた一言に
「え”っ・・・?」
と、トランクスは固まってしまった。
それは喜んでいいのか、非常に微妙な言葉だった。
少なくとも嫌われてはいないのだろう・・・。むしろ、好意を持ってはくれている。
しかし、1人の男としては見てもらえていない・・・。そう思うと、受けた心のダメージは小さくはなかった。
そんなトランクスの心中など気付く筈もなく
「ただいま帰りました。」
と、メディカが明るい口調でリビングへと入って行くと
「あら。おかえりなさい。」
2人を迎えたブルマは、メディカの後ろで帰るなり力なく佇む我が子を、不思議そうに見つめるのだった。
ニヤケそうな口元を必死で堪えながら尋ねると
「はい。楽しいですし、落ち着いてられるのでお話してて安心します。・・・だからですね。ホントに頼ってしまいそうになります・・・。いけませんね。」
と、困った様な笑顔を向けるメディカにドギマギしながら
「い、いや。その、頼られるのは嬉しいというか・・・」
紅潮した顔のままそう言うと
「ふふ。頼られるのが嬉しいなんて、トランクスさんはやっぱりお兄さんですね。でも、トランクスさんなら安心して頼れそうですし、そんなお兄さんがいて、やっぱりブラちゃんが羨ましいです。」
自分のことをその様に評価してくれているメディカの言葉が嬉しく、堪えるのも限界で顔を緩ませると
「私のお兄さんにもなって欲しいくらいです。」
という、全く悪気もなく微笑みながら発せられた一言に
「え”っ・・・?」
と、トランクスは固まってしまった。
それは喜んでいいのか、非常に微妙な言葉だった。
少なくとも嫌われてはいないのだろう・・・。むしろ、好意を持ってはくれている。
しかし、1人の男としては見てもらえていない・・・。そう思うと、受けた心のダメージは小さくはなかった。
そんなトランクスの心中など気付く筈もなく
「ただいま帰りました。」
と、メディカが明るい口調でリビングへと入って行くと
「あら。おかえりなさい。」
2人を迎えたブルマは、メディカの後ろで帰るなり力なく佇む我が子を、不思議そうに見つめるのだった。