カルテ17
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トランクスはエアカーの後部座席から、まだ陽が照りつける都の雑踏を眺めていた。
これ程早く帰宅の途に着けたのは、いつ以来だろうか。
行き交う人々を見れば、夏休みが始まったこともあり、ブラくらいの少年少女や親子連れの姿が多く見られる。
その顔はどれも、解放感溢れる夏にはしゃいでいて、生き生きとしている。
そして、はしゃぎたい気持ちはトランクスも同じだった。
「今日は早いご帰宅になられましたね。」
運転席からの声に
「あ、あぁ。会長が代わりに、会に出席してくれることになったからね。今日は久し振りに、家でのんびりさせてもらうよ。」
「ええ。是非ゆっくりなさって下さい。」
今日の社長はお疲れの様ですから・・・。と、続く言葉を運転手は呑み込んだ。
運転手がその様に自分のことを案じていることなど知らず、トランクスは再び外を眺めた。
食事会に出席することで、自分を早く帰宅する様に図ってくれた母の気遣いが嬉しくもあり、申し訳なくも思った。
今朝、自分の片想いがバレたことで厄介なことになると頭を悩ませたが、この様に協力してくれるなら、これ程心強い味方はいない。
(ありがとう、母さん・・・!)
トランクスは心の中で呟くと、嬉しそうな顔を外へ向けた。
その時、エアカーの横を一台のエアバイクが通り過ぎて行き、先にあるカプセルコーポへ入って行くのが見えると、トランクスは思わず
「メディカさん・・・?!」
と、身を乗り出すのだった。
これ程早く帰宅の途に着けたのは、いつ以来だろうか。
行き交う人々を見れば、夏休みが始まったこともあり、ブラくらいの少年少女や親子連れの姿が多く見られる。
その顔はどれも、解放感溢れる夏にはしゃいでいて、生き生きとしている。
そして、はしゃぎたい気持ちはトランクスも同じだった。
「今日は早いご帰宅になられましたね。」
運転席からの声に
「あ、あぁ。会長が代わりに、会に出席してくれることになったからね。今日は久し振りに、家でのんびりさせてもらうよ。」
「ええ。是非ゆっくりなさって下さい。」
今日の社長はお疲れの様ですから・・・。と、続く言葉を運転手は呑み込んだ。
運転手がその様に自分のことを案じていることなど知らず、トランクスは再び外を眺めた。
食事会に出席することで、自分を早く帰宅する様に図ってくれた母の気遣いが嬉しくもあり、申し訳なくも思った。
今朝、自分の片想いがバレたことで厄介なことになると頭を悩ませたが、この様に協力してくれるなら、これ程心強い味方はいない。
(ありがとう、母さん・・・!)
トランクスは心の中で呟くと、嬉しそうな顔を外へ向けた。
その時、エアカーの横を一台のエアバイクが通り過ぎて行き、先にあるカプセルコーポへ入って行くのが見えると、トランクスは思わず
「メディカさん・・・?!」
と、身を乗り出すのだった。