カルテ16
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工場の視察を終え本社に戻ると、時間は昼の2時を過ぎていた。
デスクの椅子に腰掛けると、早々に秘書が現れ、これからの予定を告げていく。
トランクスは苦い顔をして、それを聞きながら、どうしたら今日も早く帰宅出来るかを考えていた。
「・・・以上が、これからの予定となっております。」
タブレット型の手帳を読み終えた秘書に
「・・・あれ?夕方から食事会があったはずだけど・・・。」
トランクスは不思議そうな顔を秘書に向けると
「本日予定だった会は、会長が出席されるとのことで連絡を受けております。」
「えっ・・・母さ・・・会長が?!」
また新たな研究を始めたばかりの母が、研究室を空けるとは・・・。そんなに興味がありそうな会だっただろうか・・・。
トランクスが怪訝な顔をしていると
「それから、会長より伝言がありまして『春を満喫するように』とのことです。」
そう秘書が口にした瞬間、トランクスは一瞬にして顔を赤くするのだった。
意味が分からないであろう秘書は、珍しく動揺している社長を不思議そうに見つめている。
「そ、そうか・・・。分かった。ありがとう・・・。」
と、慌てて何とか平静を装うものの、熱をもった顔の赤みはなかなか引いてくれない。
「それでは、間もなく広報部長が来られますので・・・。」
秘書はチラリと自身の腕の時計に目を遣りそう告げると、軽く頭を下げ社長室を出て行くのだった。
秘書が部屋を出たのを確認すると
「はぁー・・・。母さん・・・。」
と、トランクスは未だ赤い顔で天を仰ぐのだった。
デスクの椅子に腰掛けると、早々に秘書が現れ、これからの予定を告げていく。
トランクスは苦い顔をして、それを聞きながら、どうしたら今日も早く帰宅出来るかを考えていた。
「・・・以上が、これからの予定となっております。」
タブレット型の手帳を読み終えた秘書に
「・・・あれ?夕方から食事会があったはずだけど・・・。」
トランクスは不思議そうな顔を秘書に向けると
「本日予定だった会は、会長が出席されるとのことで連絡を受けております。」
「えっ・・・母さ・・・会長が?!」
また新たな研究を始めたばかりの母が、研究室を空けるとは・・・。そんなに興味がありそうな会だっただろうか・・・。
トランクスが怪訝な顔をしていると
「それから、会長より伝言がありまして『春を満喫するように』とのことです。」
そう秘書が口にした瞬間、トランクスは一瞬にして顔を赤くするのだった。
意味が分からないであろう秘書は、珍しく動揺している社長を不思議そうに見つめている。
「そ、そうか・・・。分かった。ありがとう・・・。」
と、慌てて何とか平静を装うものの、熱をもった顔の赤みはなかなか引いてくれない。
「それでは、間もなく広報部長が来られますので・・・。」
秘書はチラリと自身の腕の時計に目を遣りそう告げると、軽く頭を下げ社長室を出て行くのだった。
秘書が部屋を出たのを確認すると
「はぁー・・・。母さん・・・。」
と、トランクスは未だ赤い顔で天を仰ぐのだった。