カルテ16
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トランクスが赤く染まった顔のまま、再び迎えのエアカーが待つ玄関へと向かっていると、背後から
「トランクスぅ。」
と言う、母のいやに上機嫌な声が聞こえて来た。
その声にビクリとし、ゆっくり振り返ると、洗面所からニヤニヤとした顔を出す母の姿がそこにあった。
「か、母さん・・・!」
その顔に、トランクスはもはや嫌な予感しかしなかった。
高鳴っていた鼓動が、ギクリと違う高鳴りへと変わっていく。
「ふふーん。見たわよー、トランクスぅ。アンタ、さっきのまるで新婚さんみたいだったけどー?」
ニヤニヤと更に笑顔を深くするブルマに
「なっ・・・!し、新婚・・・って!何言ってるんだよ!!」
「新婚」という言葉に、トランクスは顔を更に赤く染めると
「ふーん。そー。やっとアンタにも春がきたのねー。」
「は、春って・・・。」
顔を真っ赤に染め、思いっ切り動揺している息子に
「・・・アンタ、分かりやすいわねぇ。」
と、ブルマは少々呆れつつも
「まさか、メディカちゃんにねぇ・・・。ま、恋をするのはイイ事じゃない!しっかり楽しみなさいよ!母さん、応援するから!!」
と楽しそうに、いや、明らかに面白がっている顔を向けられ
「はは・・・。じゃ、じゃあ、行って来るよ・・・。」
もはや否定することも、はぐらかすことも手遅れだと思ったトランクスは、乾いた笑みを浮かべながら、再びのろのろと歩き出すのだった。
そして、そんな息子の後ろ姿を、ブルマは安心した様に、微笑み見送るのだった。
「トランクスぅ。」
と言う、母のいやに上機嫌な声が聞こえて来た。
その声にビクリとし、ゆっくり振り返ると、洗面所からニヤニヤとした顔を出す母の姿がそこにあった。
「か、母さん・・・!」
その顔に、トランクスはもはや嫌な予感しかしなかった。
高鳴っていた鼓動が、ギクリと違う高鳴りへと変わっていく。
「ふふーん。見たわよー、トランクスぅ。アンタ、さっきのまるで新婚さんみたいだったけどー?」
ニヤニヤと更に笑顔を深くするブルマに
「なっ・・・!し、新婚・・・って!何言ってるんだよ!!」
「新婚」という言葉に、トランクスは顔を更に赤く染めると
「ふーん。そー。やっとアンタにも春がきたのねー。」
「は、春って・・・。」
顔を真っ赤に染め、思いっ切り動揺している息子に
「・・・アンタ、分かりやすいわねぇ。」
と、ブルマは少々呆れつつも
「まさか、メディカちゃんにねぇ・・・。ま、恋をするのはイイ事じゃない!しっかり楽しみなさいよ!母さん、応援するから!!」
と楽しそうに、いや、明らかに面白がっている顔を向けられ
「はは・・・。じゃ、じゃあ、行って来るよ・・・。」
もはや否定することも、はぐらかすことも手遅れだと思ったトランクスは、乾いた笑みを浮かべながら、再びのろのろと歩き出すのだった。
そして、そんな息子の後ろ姿を、ブルマは安心した様に、微笑み見送るのだった。