カルテ16
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休日とはいえ、自分の家の様にダラダラしているわけにもいかず、メディカはベッドを抜け出した。
身支度を整え、リビングに向かって歩いていると、前からスーツ姿のトランクスが歩いて来るのが見え
「おはようございます。今日は早いんですね!」
立ち止り挨拶をすると
「お、おはようございます・・・!ええ、今日は工場の方に行くことになっていて・・・。いつもより早いんですよ。」
と、トランクスも立ち止り挨拶を返した。
気が読めるとは言え、常に気配を探っているわけではない。メディカが休みだということは知っていたが、まさか朝の挨拶を交わせるとは思わず、顔が緩みそうになる。
「そうなんですか。」と言って微笑んでいる姿を見つめ、口元がにやけそうなのを堪えていると、突然「あっ」と言う声と共にメディカが距離をグッと縮めると
「曲がってますよ。」
と、ネクタイを手に取り、小さく笑った。
そんなメディカの行動にトランクスの胸は跳ね上がった。
真下からする髪の香りに、全身がカッと熱くなる。
「はい!いいですよ。」
メディカは1歩下がると、水色地に青い斜めストライプの入ったネクタイを見つめ微笑んだ。
「あ、ありがとうございます・・・!あの・・・それじゃあ、行って来ます・・・!」
トランクスは眼鏡を上げる振りをして、赤く染まっているだろう顔を隠しながら、慌てて歩き出すのだった。
そんな、動揺するトランクスに気付くことなく、メディカは「行ってらっしゃい。」と、その背中に向かって小さく手を振るのだった。
身支度を整え、リビングに向かって歩いていると、前からスーツ姿のトランクスが歩いて来るのが見え
「おはようございます。今日は早いんですね!」
立ち止り挨拶をすると
「お、おはようございます・・・!ええ、今日は工場の方に行くことになっていて・・・。いつもより早いんですよ。」
と、トランクスも立ち止り挨拶を返した。
気が読めるとは言え、常に気配を探っているわけではない。メディカが休みだということは知っていたが、まさか朝の挨拶を交わせるとは思わず、顔が緩みそうになる。
「そうなんですか。」と言って微笑んでいる姿を見つめ、口元がにやけそうなのを堪えていると、突然「あっ」と言う声と共にメディカが距離をグッと縮めると
「曲がってますよ。」
と、ネクタイを手に取り、小さく笑った。
そんなメディカの行動にトランクスの胸は跳ね上がった。
真下からする髪の香りに、全身がカッと熱くなる。
「はい!いいですよ。」
メディカは1歩下がると、水色地に青い斜めストライプの入ったネクタイを見つめ微笑んだ。
「あ、ありがとうございます・・・!あの・・・それじゃあ、行って来ます・・・!」
トランクスは眼鏡を上げる振りをして、赤く染まっているだろう顔を隠しながら、慌てて歩き出すのだった。
そんな、動揺するトランクスに気付くことなく、メディカは「行ってらっしゃい。」と、その背中に向かって小さく手を振るのだった。