カルテ15
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夕食の後片付けの為、ブルマとメディカがキッチンに入ると、ブラがニマニマした顔をトランクスに向け
「よかったわね、お兄ちゃん! お姉ちゃん、好きな人もいないみたいよ」
と、囁くのだった。
その言葉にトランクスはギクリとし、ブラを見ると
「でも、早くしないと誰かに取られちゃうかもね。ふふふ。ま、ガンバってね!」
ブラは楽しそうにそう言うと、ソファでテレビを見ているべジータの元へとスタスタと行ってしまった。
その後ろ姿を見送ると、トランクスは項垂れ、右手で顔を覆った。
(やっぱりバレてる……。そんなに分かりやすかったか、俺……)
メディカに対する、言動や行動を思い返してみるが、自分では見当がつかない。
(気を付けないと……母さんに知れたらマズイぞ……)
そう強く自分に言い聞かせる。
母であるブルマは、この手の話しが大好物である。自分が想像している以上にからかってくるに違いない。だからこそ、今までガールフレンドたちをブルマに引き合わせてこなかったのだ。
しかも今回は尚更だ。あの初恋以来となる片思いは始まったばかりで、その相手が1つ屋根の下で暮らすメディカなのだから。
「難しい顔してどうしたのよ?」
突然した母の声に、ビクッとすると
「な、何でもないよ……! はは……。あ、あー、持ち帰った仕事があるから、部屋で片付けてくるよ。」
トランクスは、不自然な笑顔を作りながら、逃げるように席を立ち、リビングを後にするのだった。
「よかったわね、お兄ちゃん! お姉ちゃん、好きな人もいないみたいよ」
と、囁くのだった。
その言葉にトランクスはギクリとし、ブラを見ると
「でも、早くしないと誰かに取られちゃうかもね。ふふふ。ま、ガンバってね!」
ブラは楽しそうにそう言うと、ソファでテレビを見ているべジータの元へとスタスタと行ってしまった。
その後ろ姿を見送ると、トランクスは項垂れ、右手で顔を覆った。
(やっぱりバレてる……。そんなに分かりやすかったか、俺……)
メディカに対する、言動や行動を思い返してみるが、自分では見当がつかない。
(気を付けないと……母さんに知れたらマズイぞ……)
そう強く自分に言い聞かせる。
母であるブルマは、この手の話しが大好物である。自分が想像している以上にからかってくるに違いない。だからこそ、今までガールフレンドたちをブルマに引き合わせてこなかったのだ。
しかも今回は尚更だ。あの初恋以来となる片思いは始まったばかりで、その相手が1つ屋根の下で暮らすメディカなのだから。
「難しい顔してどうしたのよ?」
突然した母の声に、ビクッとすると
「な、何でもないよ……! はは……。あ、あー、持ち帰った仕事があるから、部屋で片付けてくるよ。」
トランクスは、不自然な笑顔を作りながら、逃げるように席を立ち、リビングを後にするのだった。