カルテ14
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「お姉ちゃんは悪くないわ。もう! お兄ちゃんしっかりしてよね!」
ブラが睨みながら言うと
「さ、お姉ちゃん行きましょ! パパがお腹空かせて待ってると思うの。機嫌が悪くなるから先に入って夜ゴハンにしましょ!」
と、メディカの腕をとり、強引に玄関へと引っ張った。
「あ、でも……!」
メディカはトランクスを振り返るが
「お兄ちゃん! ブラの買った物、部屋まで運んでおいてねー!」
と言うブラに腕を引かれ、そのまま家の中へと連れて行かれるのだった。
積まれた箱や紙袋たちに囲まれ、トランクスはその場に1人、取り残されるのだった。
ブラの荷物を部屋に運び込むと
「ふぅ……」
と、息を吐いた。
(たかだか、手が触れただけじゃないか……)
しかし、その「たかだか」の事で幸せな気持ちになっている自分がいることは確かで、トランクスは一人頬を染めるのだった。
そんな温かい気持ちのまま、ブラの部屋を出てリビングへと向かっていると、前からブラが歩いて来るのが見えた。
「お兄ちゃん、ありがとー!」
満面の笑みの妹に
「食事は済んだのか?」
と、尋ねると
「食事より、今日買ったモノをパパに見てもらおうと思って!」
そう答えたブラは、トランクスの横を通り過ぎざまに
「ね。一緒に行ってよかったでしょ。感謝してよね!」
と、ニンマリとした顔を兄へと向けるのだった。
その笑みにトランクスはギクリとすると、足取りも軽やかに去っていく妹の後ろ姿を、固まったまま見つめるのだった。
ブラが睨みながら言うと
「さ、お姉ちゃん行きましょ! パパがお腹空かせて待ってると思うの。機嫌が悪くなるから先に入って夜ゴハンにしましょ!」
と、メディカの腕をとり、強引に玄関へと引っ張った。
「あ、でも……!」
メディカはトランクスを振り返るが
「お兄ちゃん! ブラの買った物、部屋まで運んでおいてねー!」
と言うブラに腕を引かれ、そのまま家の中へと連れて行かれるのだった。
積まれた箱や紙袋たちに囲まれ、トランクスはその場に1人、取り残されるのだった。
ブラの荷物を部屋に運び込むと
「ふぅ……」
と、息を吐いた。
(たかだか、手が触れただけじゃないか……)
しかし、その「たかだか」の事で幸せな気持ちになっている自分がいることは確かで、トランクスは一人頬を染めるのだった。
そんな温かい気持ちのまま、ブラの部屋を出てリビングへと向かっていると、前からブラが歩いて来るのが見えた。
「お兄ちゃん、ありがとー!」
満面の笑みの妹に
「食事は済んだのか?」
と、尋ねると
「食事より、今日買ったモノをパパに見てもらおうと思って!」
そう答えたブラは、トランクスの横を通り過ぎざまに
「ね。一緒に行ってよかったでしょ。感謝してよね!」
と、ニンマリとした顔を兄へと向けるのだった。
その笑みにトランクスはギクリとすると、足取りも軽やかに去っていく妹の後ろ姿を、固まったまま見つめるのだった。