カルテ13
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買い物も一段落し、休憩のためカフェへと向かう途中、メディカは女の子たちとすれ違う度にチラチラと視線がこちらに向けられているのを感じ、その視線を追った。
するとそれは、後ろを歩くトランクスに向けられているもので、すれ違った後には必ず黄色い声が上がっている。
しかし、当の本人は全く気付いていない様子で、メディカはクスッと笑いを零した。
「どうしたの、お姉ちゃん?」
「ん?うん、ちょっと。」
笑いを湛えた、その顔に
「えー、なに、なに?」
と、隣りを歩いていたブラはメディカの顔を覗き込んだ。
「う、うん……」
言葉を濁しながら、メディカは後ろのトランクスをチラリと見ると
「トランクスさん。女の子達の視線に気付いてますか?」
と、問い掛けた。
「……えっ?」
やはり全く気付いていなかったトランクスに、メディカは更にクスクス笑うと
「トランクスさんがカッコイイから、女の子達がみんな振り返って見てますよ」
楽しそうに言うメディカに
「そ、そうなんですか?」
と、トランクスは照れた様に答えた。
ブラが買った、高く積まれた箱や紙袋を両手に持ちながらも、余裕で歩いているトランクスだったが、そんな視線には全く気付きもしなかった。
それよりも、メディカに「カッコイイ」と言われたことの方が嬉しくて、口元が緩みそうになる。
そんな兄をチラリと見ると、ブラは企んだ様にニヤリと口角を上げ、くるりと後ろを向くのだった。
するとそれは、後ろを歩くトランクスに向けられているもので、すれ違った後には必ず黄色い声が上がっている。
しかし、当の本人は全く気付いていない様子で、メディカはクスッと笑いを零した。
「どうしたの、お姉ちゃん?」
「ん?うん、ちょっと。」
笑いを湛えた、その顔に
「えー、なに、なに?」
と、隣りを歩いていたブラはメディカの顔を覗き込んだ。
「う、うん……」
言葉を濁しながら、メディカは後ろのトランクスをチラリと見ると
「トランクスさん。女の子達の視線に気付いてますか?」
と、問い掛けた。
「……えっ?」
やはり全く気付いていなかったトランクスに、メディカは更にクスクス笑うと
「トランクスさんがカッコイイから、女の子達がみんな振り返って見てますよ」
楽しそうに言うメディカに
「そ、そうなんですか?」
と、トランクスは照れた様に答えた。
ブラが買った、高く積まれた箱や紙袋を両手に持ちながらも、余裕で歩いているトランクスだったが、そんな視線には全く気付きもしなかった。
それよりも、メディカに「カッコイイ」と言われたことの方が嬉しくて、口元が緩みそうになる。
そんな兄をチラリと見ると、ブラは企んだ様にニヤリと口角を上げ、くるりと後ろを向くのだった。