カルテ13
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
トランクスはブラの買った物を抱えながら、2人の後を付いて歩いていた。
そして2人が店に入っては、女性で賑わう店内に入るのは気が引け、店の前の壁に背を預けて待つのだった。
昔から、母の買い物にはよく付き合わされた。そして、どうして女性の買い物はこんなに長いのだろうか。と、溜息を吐いたものだが、今日は違っていた。
壁を背に待っている間、気付くとメディカの姿を追っている自分が居る。
彼女を見る度に胸がじんわりと熱くなるのは、彼女に恋心を抱き始めているからだろうか。
だが、1つ屋根の下に暮らし始めてまだ1週間も経っておらず、メディカは仕事柄家に居ることがあまりない。
ちゃんと話しをしたのは、一昨日のことだ。
話す機会はあった。しかし、それをみすみす逃していた事にトランクスは今更ながら後悔し始めていた。
(彼女の事、何も知らないのにな……)
心の中で自嘲し、苦笑いを浮かべる。
視線の先には、試着室から出てきたブラの姿に大きく頷いているメディカが映り、見たことのなかった彼女の色々な表情を知れたことを嬉しく思った。
(ブラには、感謝しないとな……)
一人微笑んでいると、メディカがこちらを気にする様に視線を送っているのに気付いた。
その「すみません」という表情に「大丈夫」というふうに笑顔を作り、空いている左手を軽く上げる。
そんな気遣いを見せるメディカに、トランクスの心はまた少し惹かれていくのだった。
そして2人が店に入っては、女性で賑わう店内に入るのは気が引け、店の前の壁に背を預けて待つのだった。
昔から、母の買い物にはよく付き合わされた。そして、どうして女性の買い物はこんなに長いのだろうか。と、溜息を吐いたものだが、今日は違っていた。
壁を背に待っている間、気付くとメディカの姿を追っている自分が居る。
彼女を見る度に胸がじんわりと熱くなるのは、彼女に恋心を抱き始めているからだろうか。
だが、1つ屋根の下に暮らし始めてまだ1週間も経っておらず、メディカは仕事柄家に居ることがあまりない。
ちゃんと話しをしたのは、一昨日のことだ。
話す機会はあった。しかし、それをみすみす逃していた事にトランクスは今更ながら後悔し始めていた。
(彼女の事、何も知らないのにな……)
心の中で自嘲し、苦笑いを浮かべる。
視線の先には、試着室から出てきたブラの姿に大きく頷いているメディカが映り、見たことのなかった彼女の色々な表情を知れたことを嬉しく思った。
(ブラには、感謝しないとな……)
一人微笑んでいると、メディカがこちらを気にする様に視線を送っているのに気付いた。
その「すみません」という表情に「大丈夫」というふうに笑顔を作り、空いている左手を軽く上げる。
そんな気遣いを見せるメディカに、トランクスの心はまた少し惹かれていくのだった。