カルテ13
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ガバッ! と起き上がると、開いていた雑誌がベッドからバサリと落ちた。
時計を見ると12時を少し過ぎている。
「―――っ!? しまった!!」
トランクスは飛び起きると、慌てて部屋を出て玄関へと急いだ。
「あぁ……やっぱり断ればよかったなぁ」
後悔の言葉を口にしながら、重たい身体を前に進める。
玄関に近づくにつれ、ブラのはしゃいだ声が聞こえ、トランクスはブラに文句を言われることを覚悟して2人の前に姿を現した。
「ゴメン!」
謝りながら姿を見せた兄に、ブラは手を腰に当てると
「もう! 女の子を待たせるなんて、サイテーよお兄ちゃん!!」
と、睨んだ。
怒り方まで母に似てきた妹に
「悪かったよ……」
と、トランクスは平謝りし、そして
「お待たせしてしまって、本当にすみません……」
ブラの横に立つメディカにも謝罪の言葉を口にした時、その姿を見て胸が跳ねた。
いつもはモノトーンの落ち着いた色合いのパンツスタイルが多いメディカが、今日は夏の空を思わせる、青いマキシ丈のワンピースという姿だった。
ノースリーブから伸びる白くて細い腕が印象的で、トランクスはドキリとした。
「いえ……。あの、よろしくお願いします」
申し訳なさそうに見つめてくるその顔も、普段とは違うメイクの様で、頬はピンクに色付き、唇には艶がある。いつも1つに結ばれている髪は、高い位置で団子状に結われていた。
「あの、じゃあ、行きましょうか……!」
動揺しているだろう兄の姿に、ブラは密かにニヤリと微笑んだのだった。
時計を見ると12時を少し過ぎている。
「―――っ!? しまった!!」
トランクスは飛び起きると、慌てて部屋を出て玄関へと急いだ。
「あぁ……やっぱり断ればよかったなぁ」
後悔の言葉を口にしながら、重たい身体を前に進める。
玄関に近づくにつれ、ブラのはしゃいだ声が聞こえ、トランクスはブラに文句を言われることを覚悟して2人の前に姿を現した。
「ゴメン!」
謝りながら姿を見せた兄に、ブラは手を腰に当てると
「もう! 女の子を待たせるなんて、サイテーよお兄ちゃん!!」
と、睨んだ。
怒り方まで母に似てきた妹に
「悪かったよ……」
と、トランクスは平謝りし、そして
「お待たせしてしまって、本当にすみません……」
ブラの横に立つメディカにも謝罪の言葉を口にした時、その姿を見て胸が跳ねた。
いつもはモノトーンの落ち着いた色合いのパンツスタイルが多いメディカが、今日は夏の空を思わせる、青いマキシ丈のワンピースという姿だった。
ノースリーブから伸びる白くて細い腕が印象的で、トランクスはドキリとした。
「いえ……。あの、よろしくお願いします」
申し訳なさそうに見つめてくるその顔も、普段とは違うメイクの様で、頬はピンクに色付き、唇には艶がある。いつも1つに結ばれている髪は、高い位置で団子状に結われていた。
「あの、じゃあ、行きましょうか……!」
動揺しているだろう兄の姿に、ブラは密かにニヤリと微笑んだのだった。