落としモノ
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その声に、ビクッと肩を震わせ振り返ると、そこにはニコニコした笑顔の祖母が立っていた。
「お、おばあさん……!」
下着に気を取られ、全く気配に気付かなかった。
必要以上に驚く俺を不思議に思ったのか、笑顔のまま少し首を傾げた祖母だったが、すぐに俺の手元を見るなり「まぁ」と声をあげた。
持っている下着を隠すことを忘れていた俺は
しっ、しまった……!
な、何とか誤魔化さないと……!
動揺しながら、下着を「拾った」という事実を伝えようと、口を開きかけたその時
「よかったわ~。大きいトランクスちゃんが見つけてくれたのね。その下着、私のお気に入りなんだけど、見つからなくて」
おばあさんは、いつものゆったりした口調でそう言うと
「ありがとう」
何も疑うようすもなく、ニコニコと手を伸ばしてきた。
「あ、あはは……。コレ、おばあさんのだったんですか」
ホッとしつつも、思いっきり引き攣った笑顔を張り付かせながら、俺は禁断と思われていた白い布を、祖母へと手渡したのだった。
「お、おばあさん……!」
下着に気を取られ、全く気配に気付かなかった。
必要以上に驚く俺を不思議に思ったのか、笑顔のまま少し首を傾げた祖母だったが、すぐに俺の手元を見るなり「まぁ」と声をあげた。
持っている下着を隠すことを忘れていた俺は
しっ、しまった……!
な、何とか誤魔化さないと……!
動揺しながら、下着を「拾った」という事実を伝えようと、口を開きかけたその時
「よかったわ~。大きいトランクスちゃんが見つけてくれたのね。その下着、私のお気に入りなんだけど、見つからなくて」
おばあさんは、いつものゆったりした口調でそう言うと
「ありがとう」
何も疑うようすもなく、ニコニコと手を伸ばしてきた。
「あ、あはは……。コレ、おばあさんのだったんですか」
ホッとしつつも、思いっきり引き攣った笑顔を張り付かせながら、俺は禁断と思われていた白い布を、祖母へと手渡したのだった。