スター誕生?①
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昼休み。
いつもの学校の中庭。
いつもの友達五人と、昼ご飯を食べてる時だった。
「なぁ。これ見たか?」
一人が携帯電話の液晶を指でなぞってから、隣りのヤツに見せた。
微かに聞こえる音楽から、何かの動画らしい。
すると、見せられたヤツが
「あぁ、見た見た! ちょっと話題になってるよな」
声を弾ませ
「ちょっと可愛いもんな、その子」
そう続けた。
「え、何だよ」
「俺にも見せてくれよ」
一人が発した「可愛い」っていう言葉に反応し、他のヤツ等もつられるように、携帯電話の画面を覗き込む。
そしたら、覗き込んだヤツ等からも
「あ、これ。俺の妹も見てた! いま女の子の間で人気なんだって言ってたぜ。カッコイイ。って」
「へぇ。あ、でも。俺、この子ちょっとタイプかも!」
そんな感想が聞こえてくる。
別に「可愛い」に興味はない。
だけど、場の空気に流され、カフェオレをストローで啜りながら、携帯電話を覗き込んだ俺は、その動画を見た瞬間、思わず咽た。
「大丈夫か、トランクス?」
「どうしたんだよ?」
咽る俺に、不思議そうな顔を向ける友達たちに
「っああ、大丈夫……」
息を整え、俺はもう一度、携帯電話の画面を覗き込んだ。
そこに映ってるもの。
それは紛れもなく、ギターを弾きながら歌う梨子の姿だった。
歌といい、着てる服といい。数日前にあったパーティでの梨子を撮影したもので間違いない。
いつもの学校の中庭。
いつもの友達五人と、昼ご飯を食べてる時だった。
「なぁ。これ見たか?」
一人が携帯電話の液晶を指でなぞってから、隣りのヤツに見せた。
微かに聞こえる音楽から、何かの動画らしい。
すると、見せられたヤツが
「あぁ、見た見た! ちょっと話題になってるよな」
声を弾ませ
「ちょっと可愛いもんな、その子」
そう続けた。
「え、何だよ」
「俺にも見せてくれよ」
一人が発した「可愛い」っていう言葉に反応し、他のヤツ等もつられるように、携帯電話の画面を覗き込む。
そしたら、覗き込んだヤツ等からも
「あ、これ。俺の妹も見てた! いま女の子の間で人気なんだって言ってたぜ。カッコイイ。って」
「へぇ。あ、でも。俺、この子ちょっとタイプかも!」
そんな感想が聞こえてくる。
別に「可愛い」に興味はない。
だけど、場の空気に流され、カフェオレをストローで啜りながら、携帯電話を覗き込んだ俺は、その動画を見た瞬間、思わず咽た。
「大丈夫か、トランクス?」
「どうしたんだよ?」
咽る俺に、不思議そうな顔を向ける友達たちに
「っああ、大丈夫……」
息を整え、俺はもう一度、携帯電話の画面を覗き込んだ。
そこに映ってるもの。
それは紛れもなく、ギターを弾きながら歌う梨子の姿だった。
歌といい、着てる服といい。数日前にあったパーティでの梨子を撮影したもので間違いない。