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なんて、ママもゾンビなど平気というふうに、楽しそうに感想を言っている。
視界の端で、お兄ちゃんのようすも窺ったけど、その顔には恐怖に慄いてるようすはなく
同じ俺なのに、お兄ちゃんはホラー映画平気なのかよ……! 何でだよ?!
心の中で、この疑問にツッコまずにはいられなかった。
納得いかなくて、同じ顔の横顔を睨んでると
「マコちゃんホラー苦手なのに、一緒に観てくれるなんて思わなかったよ」
梨子が意外そうに、隣りに座る真琴の方に頭を向けた。
その台詞から、真琴もホラーが苦手だということを知り
何だよ。真琴も俺と同じなんじゃん!
急に親近感が湧き、ホッとした。
だけど
「ゾンビとか……スプラッターっていうの? ああいうのは平気」
すぐに真琴から平然とした声が返ってきて、俺はすぐに裏切られたような気分になると同時に、疑問符が浮かんだ。
ゾンビもスプラッターもホラーだろ!
ツッコみたいのを我慢し、前方の反応を窺ってると
「それ以外にホラー映画って何があるの?」
ママも俺と同じことを思ったようで、首を傾げた。
そんなママの疑問に
「え? ああ。心霊は無理です」
真琴が嫌そうな声と共に、左右に首を振った。
「心霊って……オバケ? オバケが怖いの?」
不思議そうに尋ねるママに
「はい。あれはイヤですね」
真琴の不快そうな声は続いた。
オバケか……。確かに怖いよな……。
視界の端で、お兄ちゃんのようすも窺ったけど、その顔には恐怖に慄いてるようすはなく
同じ俺なのに、お兄ちゃんはホラー映画平気なのかよ……! 何でだよ?!
心の中で、この疑問にツッコまずにはいられなかった。
納得いかなくて、同じ顔の横顔を睨んでると
「マコちゃんホラー苦手なのに、一緒に観てくれるなんて思わなかったよ」
梨子が意外そうに、隣りに座る真琴の方に頭を向けた。
その台詞から、真琴もホラーが苦手だということを知り
何だよ。真琴も俺と同じなんじゃん!
急に親近感が湧き、ホッとした。
だけど
「ゾンビとか……スプラッターっていうの? ああいうのは平気」
すぐに真琴から平然とした声が返ってきて、俺はすぐに裏切られたような気分になると同時に、疑問符が浮かんだ。
ゾンビもスプラッターもホラーだろ!
ツッコみたいのを我慢し、前方の反応を窺ってると
「それ以外にホラー映画って何があるの?」
ママも俺と同じことを思ったようで、首を傾げた。
そんなママの疑問に
「え? ああ。心霊は無理です」
真琴が嫌そうな声と共に、左右に首を振った。
「心霊って……オバケ? オバケが怖いの?」
不思議そうに尋ねるママに
「はい。あれはイヤですね」
真琴の不快そうな声は続いた。
オバケか……。確かに怖いよな……。