その男「天然」につき②
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「……どうした?」
梨子へと視線を向けた。
すると、梨子は困った顔を浮かべ
「……この服にしようと思ったんだけど……トランクスさんから、このTシャツも似合うって言われて……」
手に持ってる、白いシャツと青いTシャツを私に見せた。
……。
……。
「で?」
「で? って……」
赤い顔で見つめてくる梨子を、呆れながら見つめ返し、膠着状態に突入しようかというところで
「あ、いや。梨子ちゃんが、自分は青が似合わないって言うから、そんなことはないと思って、その服を薦めたんだ」
トランクスさんは困ったように笑い
「困らせるつもりはなかったんだけど……。ゴメンよ、梨子ちゃん。でも、梨子ちゃんは青もきっと似合うと思うんだ。だから、いつか青い服も着て欲しいな」
トランクスさんは、爽やかな笑顔を梨子に向けると
「じゃあ、俺は先に行くね」
そう言って、29号館を出て行った。
梨子と二人、残された私は、気付いてないとはいえ、梨子の恋心を絶妙な加減で揺さぶってくるトランクスさんを見て
「……タチ悪ぅ」
と、呟かざるを得なかった。
梨子へと視線を向けた。
すると、梨子は困った顔を浮かべ
「……この服にしようと思ったんだけど……トランクスさんから、このTシャツも似合うって言われて……」
手に持ってる、白いシャツと青いTシャツを私に見せた。
……。
……。
「で?」
「で? って……」
赤い顔で見つめてくる梨子を、呆れながら見つめ返し、膠着状態に突入しようかというところで
「あ、いや。梨子ちゃんが、自分は青が似合わないって言うから、そんなことはないと思って、その服を薦めたんだ」
トランクスさんは困ったように笑い
「困らせるつもりはなかったんだけど……。ゴメンよ、梨子ちゃん。でも、梨子ちゃんは青もきっと似合うと思うんだ。だから、いつか青い服も着て欲しいな」
トランクスさんは、爽やかな笑顔を梨子に向けると
「じゃあ、俺は先に行くね」
そう言って、29号館を出て行った。
梨子と二人、残された私は、気付いてないとはいえ、梨子の恋心を絶妙な加減で揺さぶってくるトランクスさんを見て
「……タチ悪ぅ」
と、呟かざるを得なかった。