その男「天然」につき②
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テレビで、芸能人が自宅の衣裳部屋を公開しているのを見たことがあるが、この家はあんなもんじゃない。
この家には、服だけが置かれた「29号館」という、立派な建物がある。
そこには、カプセルコーポレーション製の服が、数えきれない程置かれていて、私たちの衣裳部屋となっている。
「全部ウチでつくってる商品だから、好みじゃないかもしれないけど……」
ブルマさんはそう言って、申し訳なさそうな顔をしたが、突然知らない世界に来てしまった私たちにとって、無料で服を借りられるなんて、こんな有難いことはない。
というわけで、私と梨子、そして、未来から来たトランククスさんの三人は、毎日この部屋で、服や靴を選んでいた。
そんなある日。
翌日着る服を選びに「29号館」へ入ると、梨子とトランクスさんの声が聞こえてきた。
何を話してるのかはよく聞こえないが、言い合ってるような声がする。
梨子のヤツ、何かやらかしたか?
それが気になり、二人の近付いて行くと、私に気付いた梨子が、明らかに真っ赤な顔を私に向けた。
あ。面倒臭いとこに来ちまったな……。
自然と表情が歪んだが、存在に気付かれた以上、無視も出来ず
「何やってんの?」
二人に声をかけると
「真琴ちゃん!」
トランクスさんは、にこやかな表情を私の方に向けてから
「あ、いや、別に何でもないんだ……」
そう言って、苦笑いを浮かべた。
トランクスさんのようすから、揉め事?の原因は、梨子にあると思った私は
この家には、服だけが置かれた「29号館」という、立派な建物がある。
そこには、カプセルコーポレーション製の服が、数えきれない程置かれていて、私たちの衣裳部屋となっている。
「全部ウチでつくってる商品だから、好みじゃないかもしれないけど……」
ブルマさんはそう言って、申し訳なさそうな顔をしたが、突然知らない世界に来てしまった私たちにとって、無料で服を借りられるなんて、こんな有難いことはない。
というわけで、私と梨子、そして、未来から来たトランククスさんの三人は、毎日この部屋で、服や靴を選んでいた。
そんなある日。
翌日着る服を選びに「29号館」へ入ると、梨子とトランクスさんの声が聞こえてきた。
何を話してるのかはよく聞こえないが、言い合ってるような声がする。
梨子のヤツ、何かやらかしたか?
それが気になり、二人の近付いて行くと、私に気付いた梨子が、明らかに真っ赤な顔を私に向けた。
あ。面倒臭いとこに来ちまったな……。
自然と表情が歪んだが、存在に気付かれた以上、無視も出来ず
「何やってんの?」
二人に声をかけると
「真琴ちゃん!」
トランクスさんは、にこやかな表情を私の方に向けてから
「あ、いや、別に何でもないんだ……」
そう言って、苦笑いを浮かべた。
トランクスさんのようすから、揉め事?の原因は、梨子にあると思った私は