ありがとうを君へ
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心が震える。
「音楽」というものが、こんなにも感動を与えるものだとは、思ってなかった。
梨子ちゃんの奏でるピアノの音、そして歌。
それらを聴く度に、深い感動が俺の心に刻み込まれていく。
だけど、こんなに大きな感動をもらっているっていうのに、俺はいつも梨子ちゃんに「ありがとう」や「すごく素敵な演奏だったよ」なんていう、陳腐な言葉しか、伝えることが出来ないでいた。
もっと、この感動を、梨子ちゃんに伝えられないだろうか……?
歯痒く思い、真琴ちゃんに話すと
「それだけで十分です。トランクスさんにそう言ってもらえるだけで、梨子は幸せですから」
気にしないよう、言われてしまった。
でも、やはり俺の気が済まず、真琴ちゃんに再び尋ねると、真琴ちゃんは、少し困った顔をしてから
「じゃあ……。梨子に、もっと演奏や歌をせがんでください。あいつ、もっとトランクスさんに聴いて欲しいと思ってるんで」
そんな返事が返ってきて
「そうなのかい?」
俺は、そんなことでいいのかと、驚いてしまった。
すると、真琴ちゃんは
「はい。それでじゅーぶんです!」
そう言って、深く頷いた。
「音楽」というものが、こんなにも感動を与えるものだとは、思ってなかった。
梨子ちゃんの奏でるピアノの音、そして歌。
それらを聴く度に、深い感動が俺の心に刻み込まれていく。
だけど、こんなに大きな感動をもらっているっていうのに、俺はいつも梨子ちゃんに「ありがとう」や「すごく素敵な演奏だったよ」なんていう、陳腐な言葉しか、伝えることが出来ないでいた。
もっと、この感動を、梨子ちゃんに伝えられないだろうか……?
歯痒く思い、真琴ちゃんに話すと
「それだけで十分です。トランクスさんにそう言ってもらえるだけで、梨子は幸せですから」
気にしないよう、言われてしまった。
でも、やはり俺の気が済まず、真琴ちゃんに再び尋ねると、真琴ちゃんは、少し困った顔をしてから
「じゃあ……。梨子に、もっと演奏や歌をせがんでください。あいつ、もっとトランクスさんに聴いて欲しいと思ってるんで」
そんな返事が返ってきて
「そうなのかい?」
俺は、そんなことでいいのかと、驚いてしまった。
すると、真琴ちゃんは
「はい。それでじゅーぶんです!」
そう言って、深く頷いた。