私たち・イン・ワンダーランド①

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主人公の名前
主人公の苗字
主人公の幼馴染(女の子)
主人公の幼馴染(女の子)の苗字
主人公の幼馴染(女の子)呼び方

 自分たちが住んでいた「地球」とは別の「地球」にやって来てしまった私とマコちゃん

 でも、住んでた地球とあまり変わらないから、私は「旅行に来た」って感じで、この「地球」に来れたことを楽しもうとしてた。

 でも、マコちゃんは私とは違うみたいで、この「地球」をかなり警戒してるみたい。

 言葉も通じるし、字だって読める。

 今日ブルマさんに案内してもらった「西の都」って呼ばれてるこの街も、大都会ですっごく楽しい街だった。

 だから

 マコちゃんも楽しんだらいいのに。

 なんて思ってた。

 だけど……。
 
 その日の夜、みんなが集まるリビングでテレビのニュースを見た私は、この地球がマコちゃんが警戒していたような危険な場所なんだって知ることになった。

 それは、このカプセルコーポレーションのある街「西の都」だけじゃなくて、この地球全体が「銃社会」だってこと……!

 日本国内のニュースでは見たことがない、銃を持った銀行強盗相手に警察が銃で応戦してるニュースや、カーチェイスしてるニュースが流れるのを唖然としながら見てると

「映画みたいだな」

 って、隣りに座るマコちゃんが、眉間に皺を寄せてツッコんだ。

 それを聞いて

「だね……」

 この地球に来て、初めて「怖い」っていう思いが出てきて、呆然としてると

「やだ、こんな事件しょっちゅうよ」

 って、ブルマさんがいつものことだって感じで言ってきた。

「……しょっちゅう、ですか?」

「そうね。銀行強盗や泥棒は多いから」
 
「……そうなんですね」
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