ギフト①
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そして、その後に「梨子は、天才ピアニストなんで」って、付け足した。
「ちょ、ちょっと! マコちゃん!?」
梨子ちゃんが、真琴ちゃんの言葉を否定する素振りをするのを
「やだ、そうなの?! 梨子ちゃん!?」
私は大きく目を開くと
「ち、ちち違います! ピアノはしてますけど、天才とかじゃないですから!!」
梨子ちゃんは慌てて首を横にぶんぶんと振った。
でも、そんな梨子ちゃんの隣りでは真琴ちゃんが真面目な顔で梨子ちゃんの様子を窺ってて、その顔に「天才」って言葉が嘘でもない気がした。
ギターだけじゃなくて、ピアノも弾けるなんて!
そんなの是非聴いてみたいじゃない!!
「フフッ! ピアノなら、ウチにあるわよ!」
にんまり笑うと
「「えっ?! あるんですか?!」」
二人から、同時に声があがった。
「ええ。子供の時にね、少し習ったことがあったの。でも、すぐにやめちゃったんだけどね。そのピアノがまだあった筈だから、それを使うといいわ」
確かまだ処分してなかったわよね……。と、記憶を遡ってると
「よかったじゃない、梨子!」
「う、うん!」
梨子ちゃんは嬉しそうに頷いてた。
「まず探さないといけないわね……。それにだいぶん使ってなかったから、調律しないといけないし……。すぐには弾けないけどいい? もし、今すぐ弾きたいなら街に行くけど」
そう言うと
「ちょ、ちょっと! マコちゃん!?」
梨子ちゃんが、真琴ちゃんの言葉を否定する素振りをするのを
「やだ、そうなの?! 梨子ちゃん!?」
私は大きく目を開くと
「ち、ちち違います! ピアノはしてますけど、天才とかじゃないですから!!」
梨子ちゃんは慌てて首を横にぶんぶんと振った。
でも、そんな梨子ちゃんの隣りでは真琴ちゃんが真面目な顔で梨子ちゃんの様子を窺ってて、その顔に「天才」って言葉が嘘でもない気がした。
ギターだけじゃなくて、ピアノも弾けるなんて!
そんなの是非聴いてみたいじゃない!!
「フフッ! ピアノなら、ウチにあるわよ!」
にんまり笑うと
「「えっ?! あるんですか?!」」
二人から、同時に声があがった。
「ええ。子供の時にね、少し習ったことがあったの。でも、すぐにやめちゃったんだけどね。そのピアノがまだあった筈だから、それを使うといいわ」
確かまだ処分してなかったわよね……。と、記憶を遡ってると
「よかったじゃない、梨子!」
「う、うん!」
梨子ちゃんは嬉しそうに頷いてた。
「まず探さないといけないわね……。それにだいぶん使ってなかったから、調律しないといけないし……。すぐには弾けないけどいい? もし、今すぐ弾きたいなら街に行くけど」
そう言うと