普通じゃない出会い
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振り向くとそこには、目つきの鋭い男の人と、驚いた顔をした青い髪のお兄さんが立っていた。
突然現れた二人に驚いていると
「! 君、大丈夫かい?!」
青い髪のお兄さんが、マコちゃんの怪我に気付くと駆け寄り
「これは酷いな……!」
と、怪我を見るなり険しい顔をした。
そんなお兄さんに、マコちゃんは「……大丈夫です……」と、ゆっくり立ち上がると
「あの、すみません。病院に行きたいんですけど、電話が繋がらないみたいで……。それに、私たちこの辺りにも詳しくなくて。ご迷惑だとは思うんですけど、近くの病院へ連れて行ってもらえませんか?」
はっきりした口調で頼みはじめた。
何も言葉が出てこない私とは対照的な、しっかりした幼馴染の姿を見つめていると
「おい、おまえたち」
目つきの鋭いおじさんが、私たちを見据えながら
「妙な奴を見なかったか?」
と、尋ねてきた。
「え……。妙な奴……?」
私がキョトンとした顔を向けると
「……やはりさっきの気の正体は分からんということか……!」
おじさんは不機嫌そうに、眉間に皺を寄せた。
何だか期待に添えなくて申し訳ないな……。そう、思ってると
「気の正体が分からなかったのは残念ですが、今はとりあえず、彼女を病院に連れて行かないと!!」
お兄さんはそう言うと、マコちゃんの膝裏や肩に手を回し、軽々とマコちゃんを抱き上げた。
その光景に思わず「キャッ!」と黄色い声が出そうになった。
だって、お姫様抱っこなんて実際に見たの初めてだったんだもん!
突然現れた二人に驚いていると
「! 君、大丈夫かい?!」
青い髪のお兄さんが、マコちゃんの怪我に気付くと駆け寄り
「これは酷いな……!」
と、怪我を見るなり険しい顔をした。
そんなお兄さんに、マコちゃんは「……大丈夫です……」と、ゆっくり立ち上がると
「あの、すみません。病院に行きたいんですけど、電話が繋がらないみたいで……。それに、私たちこの辺りにも詳しくなくて。ご迷惑だとは思うんですけど、近くの病院へ連れて行ってもらえませんか?」
はっきりした口調で頼みはじめた。
何も言葉が出てこない私とは対照的な、しっかりした幼馴染の姿を見つめていると
「おい、おまえたち」
目つきの鋭いおじさんが、私たちを見据えながら
「妙な奴を見なかったか?」
と、尋ねてきた。
「え……。妙な奴……?」
私がキョトンとした顔を向けると
「……やはりさっきの気の正体は分からんということか……!」
おじさんは不機嫌そうに、眉間に皺を寄せた。
何だか期待に添えなくて申し訳ないな……。そう、思ってると
「気の正体が分からなかったのは残念ですが、今はとりあえず、彼女を病院に連れて行かないと!!」
お兄さんはそう言うと、マコちゃんの膝裏や肩に手を回し、軽々とマコちゃんを抱き上げた。
その光景に思わず「キャッ!」と黄色い声が出そうになった。
だって、お姫様抱っこなんて実際に見たの初めてだったんだもん!