恋に落ちたら
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でも、すぐに
「あ……でも、その時はマコちゃんも一緒に聴いてね……」
苦笑いする梨子に
「はぁ……分かった」
私は溜息を吐きながらも了解した。
まったく、今まであんなに人前で唄うのを嫌がってたのに……。
「君の歌声は心に響く」
まさか、そんな台詞がキラ―フレーズになるなんてねぇ……。
私には効果はないが、梨子には威力を発揮したわけだ。
まぁ、当のトランクスさんはそんなこと思って言ってないんだろうけど……。
でも、それは少々質が悪いんじゃないか?
自然と眉間に皺が寄る。
そういう台詞をサラッと言えてしまうと、梨子みたいに、コロッと好意を持つ人間が出てくるって分かってんのか?
それが叶う恋なら……叶う可能性がある恋ならいいが、この片想いに関して言えば絶対不可能なんだから。
いつか私たちの「地球」に帰る、梨子には……。
私たちは住む世界……住む星が違うんだから……。
だから、私たちはお互いにそういう想いを持っちゃダメだろ?
分かってるよな?
梨子に言ってやりたかったが、何だか躊躇われた。
それぐらい理解してるだろう。という気持ちもあったし、何より梨子が嬉しそうだったから。
私は、梨子のトランクスさんに対する好意がこれ以上膨らまないようにと密かに願った。
ましてや、お互いが想い合うような関係にならないようにと。
だって、そうなったら、梨子が悲しむだけじゃないか……。
「あ……でも、その時はマコちゃんも一緒に聴いてね……」
苦笑いする梨子に
「はぁ……分かった」
私は溜息を吐きながらも了解した。
まったく、今まであんなに人前で唄うのを嫌がってたのに……。
「君の歌声は心に響く」
まさか、そんな台詞がキラ―フレーズになるなんてねぇ……。
私には効果はないが、梨子には威力を発揮したわけだ。
まぁ、当のトランクスさんはそんなこと思って言ってないんだろうけど……。
でも、それは少々質が悪いんじゃないか?
自然と眉間に皺が寄る。
そういう台詞をサラッと言えてしまうと、梨子みたいに、コロッと好意を持つ人間が出てくるって分かってんのか?
それが叶う恋なら……叶う可能性がある恋ならいいが、この片想いに関して言えば絶対不可能なんだから。
いつか私たちの「地球」に帰る、梨子には……。
私たちは住む世界……住む星が違うんだから……。
だから、私たちはお互いにそういう想いを持っちゃダメだろ?
分かってるよな?
梨子に言ってやりたかったが、何だか躊躇われた。
それぐらい理解してるだろう。という気持ちもあったし、何より梨子が嬉しそうだったから。
私は、梨子のトランクスさんに対する好意がこれ以上膨らまないようにと密かに願った。
ましてや、お互いが想い合うような関係にならないようにと。
だって、そうなったら、梨子が悲しむだけじゃないか……。