はじまりのうた②
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朝。
いつもと同じように目が覚めたけど、何だかいつもと違う気がした。
よく分からないけど、何だかそわそわして落ち着かない。
具合が悪いとか、そんなんじゃなくて……。
何だろ……?
もしかして……。
ううん……!
まさかね……。
「ん? 梨子、もういいの?」
「へ? あ、ん、うん……」
「いつも朝はしっかり食べんのに。具合でも悪いの?」
「ううん、大丈夫。あんまり食べたくないだけ」
「食べたくない?! あんたが……!」
「どうしたの、梨子ちゃん? 遠慮しなくてもいいのよ」
目を大きくするマコちゃんとブルマさんに
「……こういう日もあるんです」
そう言って席を立つと、私はレストランを出た。
食べることが大好きな私が、食欲がないなんておかしい……。
自分でも不思議に思いながら、部屋へと続く長い廊下を歩いた。
本当にどうしたんだろ?
自分でも不思議に思いながら、部屋として使わせてもらってるゲストルームに入ると、部屋の隅に置いたギターケースが目に留まり、胸が高鳴った。
音楽をしている時の高鳴りとは違う、また別の高鳴り。
胸もそわそわし始めて、誘われるようにケースからギターを出すとベッドに座り込んだ。
艶のあるブラウンのアコースティックギター。
これを思うように弾けるようになったのは、つい最近。
ここまで五年くらいかかったかな?
そんな、ギターと格闘してきた日のことをふと思いながら控えめに弦を弾き、私は昨夜の四阿でのことを思い出し始めた。
いつもと同じように目が覚めたけど、何だかいつもと違う気がした。
よく分からないけど、何だかそわそわして落ち着かない。
具合が悪いとか、そんなんじゃなくて……。
何だろ……?
もしかして……。
ううん……!
まさかね……。
「ん? 梨子、もういいの?」
「へ? あ、ん、うん……」
「いつも朝はしっかり食べんのに。具合でも悪いの?」
「ううん、大丈夫。あんまり食べたくないだけ」
「食べたくない?! あんたが……!」
「どうしたの、梨子ちゃん? 遠慮しなくてもいいのよ」
目を大きくするマコちゃんとブルマさんに
「……こういう日もあるんです」
そう言って席を立つと、私はレストランを出た。
食べることが大好きな私が、食欲がないなんておかしい……。
自分でも不思議に思いながら、部屋へと続く長い廊下を歩いた。
本当にどうしたんだろ?
自分でも不思議に思いながら、部屋として使わせてもらってるゲストルームに入ると、部屋の隅に置いたギターケースが目に留まり、胸が高鳴った。
音楽をしている時の高鳴りとは違う、また別の高鳴り。
胸もそわそわし始めて、誘われるようにケースからギターを出すとベッドに座り込んだ。
艶のあるブラウンのアコースティックギター。
これを思うように弾けるようになったのは、つい最近。
ここまで五年くらいかかったかな?
そんな、ギターと格闘してきた日のことをふと思いながら控えめに弦を弾き、私は昨夜の四阿でのことを思い出し始めた。