はじまりのうた②
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そう言って、にこりと微笑む顔は力強くて、私はただ驚いちゃった。
だって、私が想像出来ないくらい辛い思いをしてきただろうトランクスさんの表情が、すごく前向きだったから。
……すごいな。
その、私には到底無いだろう強さが衝撃的で、心を揺らしていると
「今日は……ライブって言うのかな? こうして生の歌を聴けて得したよ」
ふっと茶目っ気のある笑顔を向けられて、一瞬で体温が上がった。
だって「ライブ」だなんて、そんなイイものじゃないし!
それに「ライブ」っていう響きも、何だか恥ずかしくて
「そ、そんなライブだなんて……とんでもないです!! 私プロでもないし、ただの趣味ですから……!」
ワタワタしながら声を張ると
「プロとかそんなの関係ないさ。梨子ちゃんの歌声は綺麗だし……何て言えばいいのかな……。凄く、心に響いたよ」
思いもよらないことを嬉しそうな笑顔で言われて、私はもう全身がカァァ! って熱くなった。
恥ずかしい……!
いま、最高に恥ずかしい!
でも……凄く嬉しい……!!
思わず、緩みそうな口元に力を入れると
「もっと、梨子ちゃんの歌を聴きたいんだけど……ダメかな? あっ、もちろん今日じゃなくていいんだ。もし、梨子ちゃんさえよかったら、また聴かせてもらえないかな?」
トランクスさんは、青い瞳を真っ直ぐ私に向けて頼んできた。
その頼み事にビックリしたけど、嬉しさもあって……。
私は少し間を空けてから
「……はい」
って、小さく頷いてた。
だって、私が想像出来ないくらい辛い思いをしてきただろうトランクスさんの表情が、すごく前向きだったから。
……すごいな。
その、私には到底無いだろう強さが衝撃的で、心を揺らしていると
「今日は……ライブって言うのかな? こうして生の歌を聴けて得したよ」
ふっと茶目っ気のある笑顔を向けられて、一瞬で体温が上がった。
だって「ライブ」だなんて、そんなイイものじゃないし!
それに「ライブ」っていう響きも、何だか恥ずかしくて
「そ、そんなライブだなんて……とんでもないです!! 私プロでもないし、ただの趣味ですから……!」
ワタワタしながら声を張ると
「プロとかそんなの関係ないさ。梨子ちゃんの歌声は綺麗だし……何て言えばいいのかな……。凄く、心に響いたよ」
思いもよらないことを嬉しそうな笑顔で言われて、私はもう全身がカァァ! って熱くなった。
恥ずかしい……!
いま、最高に恥ずかしい!
でも……凄く嬉しい……!!
思わず、緩みそうな口元に力を入れると
「もっと、梨子ちゃんの歌を聴きたいんだけど……ダメかな? あっ、もちろん今日じゃなくていいんだ。もし、梨子ちゃんさえよかったら、また聴かせてもらえないかな?」
トランクスさんは、青い瞳を真っ直ぐ私に向けて頼んできた。
その頼み事にビックリしたけど、嬉しさもあって……。
私は少し間を空けてから
「……はい」
って、小さく頷いてた。