はじまりのうた①
夢小説設定
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「どうだった?」
「無理だった……」
レストランに入るなり聞かれたことにそう答えると、私はマコちゃんの正面に座った。
普段から「電源を切る」ってことをしないスマホは既に充電が切れてて、持ち歩いてた充電器も残念ながらこの地球では使うことが出来なかった。
「やっぱ無理だったか」
「うん。いけるかなーって思ったんだけど……」
「ま、しょうがないな。あんたはスマホないとキツイだろーけど」
「うん……」
「我慢しな」
「はぁー……。スマホに触れないってこんなにストレス溜まるんだね……」
「私はなくても大丈夫だけど。むしろ解放されて楽」
「私はマコちゃんみたいに脱スマホは無理そう……」
そう言って、スマホを握ったまま項垂れてると
「スマホって何?」
ブラちゃんを連れたブルマさんが、目をパチリとしながら近付いて来た。
「あ、ブルマさん……。えっと、スマホっていうのは携帯電話のことです。スマートフォン。略してスマホです」
「へぇ、そっちじゃ携帯電話のことスマホっていうの。ちょっと見せてもらっていい?」
興味が湧いたのか、楽しそうな顔を向けてきたブルマさんに
「充電切れてますけど……」
と言って、スマホを手渡した。
「ふーん。重さもフィット感もこっちの電話と変わらないわね。中がどうなってるのか見たいわ」
「電源入ったら、中に入ってる写真とか動画とか見てもらえるんですけど……」
「え? ああ。中ってこのスマホの構造のことなんだけど」
「あ。何だ、中のデータのことかと思っちゃった」
「無理だった……」
レストランに入るなり聞かれたことにそう答えると、私はマコちゃんの正面に座った。
普段から「電源を切る」ってことをしないスマホは既に充電が切れてて、持ち歩いてた充電器も残念ながらこの地球では使うことが出来なかった。
「やっぱ無理だったか」
「うん。いけるかなーって思ったんだけど……」
「ま、しょうがないな。あんたはスマホないとキツイだろーけど」
「うん……」
「我慢しな」
「はぁー……。スマホに触れないってこんなにストレス溜まるんだね……」
「私はなくても大丈夫だけど。むしろ解放されて楽」
「私はマコちゃんみたいに脱スマホは無理そう……」
そう言って、スマホを握ったまま項垂れてると
「スマホって何?」
ブラちゃんを連れたブルマさんが、目をパチリとしながら近付いて来た。
「あ、ブルマさん……。えっと、スマホっていうのは携帯電話のことです。スマートフォン。略してスマホです」
「へぇ、そっちじゃ携帯電話のことスマホっていうの。ちょっと見せてもらっていい?」
興味が湧いたのか、楽しそうな顔を向けてきたブルマさんに
「充電切れてますけど……」
と言って、スマホを手渡した。
「ふーん。重さもフィット感もこっちの電話と変わらないわね。中がどうなってるのか見たいわ」
「電源入ったら、中に入ってる写真とか動画とか見てもらえるんですけど……」
「え? ああ。中ってこのスマホの構造のことなんだけど」
「あ。何だ、中のデータのことかと思っちゃった」