16歳のカルテ
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実際、非現実的なことがこの二人には起こってるんだもんな……。
納得してると
「トランクス君も、空を飛んだり出来るんだよね?」
不思議そうな顔が俺を見上げてた。
「えっ?! ああ、出来るよ」
「ね、また見せてもらっていい?!」
「いいけど……」
「やったー! 約束ね!」
「!?」
嬉しそうに微笑むその顔に、思わずドキッとした。
そんな反応をされると調子が狂う。
そんなふうに、俺が戸惑ってることなんて気にもせず
「マコちゃん、トランクス君が『気』の使い方見せてくれるって! よかったね!!」
犬のぬいぐるみを操る声は嬉しそうな声を上げると
「マコちゃんは剣道してるでしょ? 強くなるために『気』を使うところ見てみたいんだって!」
そう言って、笑いかけてきた。
ケンドー……?
って、木の剣みたいなのを振り回すアレだよな……。
前に、剣道の達人とかいう奴が、武器の使用禁止を知らずに天下一武道会に出ようとして止められ、騒いでたことを思い出した。
「ふーん、そうなんだ」
答えると、黒く涼しい目元も俺の方に向けられた。
「そうだ!トランクス君に『気』の使い方も教えてもらって、剣道だけじゃなくて武術もしたら!」
「ええっ?! 剣道だけでいいわ!」
眉を寄せる顔は、何か言いたげだったけど、口を噤むとそのままブラの相手を続けた。
そっか。
剣道してるんだよな……。
俺は背筋を伸ばし、妙に落ち着いた佇まいでウサギのぬいぐるみを操る黒く長い髪を、じっと見つめた。
納得してると
「トランクス君も、空を飛んだり出来るんだよね?」
不思議そうな顔が俺を見上げてた。
「えっ?! ああ、出来るよ」
「ね、また見せてもらっていい?!」
「いいけど……」
「やったー! 約束ね!」
「!?」
嬉しそうに微笑むその顔に、思わずドキッとした。
そんな反応をされると調子が狂う。
そんなふうに、俺が戸惑ってることなんて気にもせず
「マコちゃん、トランクス君が『気』の使い方見せてくれるって! よかったね!!」
犬のぬいぐるみを操る声は嬉しそうな声を上げると
「マコちゃんは剣道してるでしょ? 強くなるために『気』を使うところ見てみたいんだって!」
そう言って、笑いかけてきた。
ケンドー……?
って、木の剣みたいなのを振り回すアレだよな……。
前に、剣道の達人とかいう奴が、武器の使用禁止を知らずに天下一武道会に出ようとして止められ、騒いでたことを思い出した。
「ふーん、そうなんだ」
答えると、黒く涼しい目元も俺の方に向けられた。
「そうだ!トランクス君に『気』の使い方も教えてもらって、剣道だけじゃなくて武術もしたら!」
「ええっ?! 剣道だけでいいわ!」
眉を寄せる顔は、何か言いたげだったけど、口を噤むとそのままブラの相手を続けた。
そっか。
剣道してるんだよな……。
俺は背筋を伸ばし、妙に落ち着いた佇まいでウサギのぬいぐるみを操る黒く長い髪を、じっと見つめた。