16歳のカルテ
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ふわふわとした雰囲気を醸し出す栗色の髪の彼女を、そんなふうに思いながら見てると
「おねーちゃん、あそぼ」
ぬいぐるみたちを抱えたブラが、二人を催促した。
「あ、ゴメンねブラちゃん」
「ん、じゃあ私はウサギをもらおうか」
「ブラはネコちゃん!」
「私はイヌさんもらうね」
そう言って遊びを始めた三人を見て、和んでる自分がいた。
性別も違うし、歳も離れ過ぎてることもあって、最近じゃブラと遊ぶ時間はかなり減った。
楽しそうに遊ぶ妹を、後ろめたい気持ちで見つめてると
「こっちの学校は部活とかクラブとかないの?」
床に座り、イヌのぬいぐるみを操る大きな茶色の目が見上げてきた。
「……あるけど」
「トランクス君入ってないの? スポーツ出来そうなのに」
出来るなんてもんじゃない。
出来過ぎるんだよな。
そんなことを思いながら
「興味ないから」
話しを終わらせるつもりで言うと
「そうなんだ。あ、でも、武術してるんだよね? それならベジータさんに教わればいいから、部に入る必要ないんだ」
そう言われギクッとした。
ママが情報元なのは明らかだけど、俺が修行から逃げてることを話してるかは分からないから
「ああ、うん……」
と、曖昧に答えると
「空を飛んだり、手からエネルギー弾? みたいなの出せるんでしょ?」
向けられるてる目がキラキラと輝きはじめた気がして、思わず怯みそうになった。
この地球じゃ「トリック」なんて言われて、誰も信じてくれないようなことを、まさか信じるのか?
いや、むしろ信じられるのか……。
「おねーちゃん、あそぼ」
ぬいぐるみたちを抱えたブラが、二人を催促した。
「あ、ゴメンねブラちゃん」
「ん、じゃあ私はウサギをもらおうか」
「ブラはネコちゃん!」
「私はイヌさんもらうね」
そう言って遊びを始めた三人を見て、和んでる自分がいた。
性別も違うし、歳も離れ過ぎてることもあって、最近じゃブラと遊ぶ時間はかなり減った。
楽しそうに遊ぶ妹を、後ろめたい気持ちで見つめてると
「こっちの学校は部活とかクラブとかないの?」
床に座り、イヌのぬいぐるみを操る大きな茶色の目が見上げてきた。
「……あるけど」
「トランクス君入ってないの? スポーツ出来そうなのに」
出来るなんてもんじゃない。
出来過ぎるんだよな。
そんなことを思いながら
「興味ないから」
話しを終わらせるつもりで言うと
「そうなんだ。あ、でも、武術してるんだよね? それならベジータさんに教わればいいから、部に入る必要ないんだ」
そう言われギクッとした。
ママが情報元なのは明らかだけど、俺が修行から逃げてることを話してるかは分からないから
「ああ、うん……」
と、曖昧に答えると
「空を飛んだり、手からエネルギー弾? みたいなの出せるんでしょ?」
向けられるてる目がキラキラと輝きはじめた気がして、思わず怯みそうになった。
この地球じゃ「トリック」なんて言われて、誰も信じてくれないようなことを、まさか信じるのか?
いや、むしろ信じられるのか……。