未来世紀「地球」①
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ロールパンを頬張るブラちゃんに、ブルマさんが微笑んだ。
「ブラちゃんにも幼馴染がいるんですね」
小さい口をモグモグと動かすブラちゃんに梨子が笑顔を向けると
「そうなの。パンちゃんていってね、ブラより一つ歳上の女の子で、孫君の孫なのよ」
と言ったブルマさんに「え?」と、思わず声を漏らしてしまった。
梨子も驚いたらしく、後ろの席で朝食をガツガツと食べる悟空さんを振り返る。
どー見ても三十代……二十代でもいけそうなこの人に孫がいるだと……?!
一体何歳なんだ、この人……!!?
梨子と二人、唖然としていると
「いいわよね。サイヤ人は歳取らなくて!」
そうぼやいたブルマさんに
「……サイヤジン?」
梨子がポツリ尋ねた。
すると
「あ、言ってなかったわね。ベジータと孫君はサイヤ人ていって、地球人じゃないのよ」
事も無げに返ってきた答えに次は絶句した。
は?
地球人じゃない……? って……。
はぁっ?!
また……そんな話し信じられるわけないだろっ!!
思いっきり眉を寄せ、どう見ても私たちと何ら変わらない朝から食欲旺盛な二人を見つめてると
「宇宙人てやっぱりいるんだ……! あ、でも、私たちもここじゃあ、宇宙人か……」
アハハと苦笑いを浮かべる梨子に
……ああ、そうだった……。
忘れかけていたが、自分たちもこの地球では異星人であることを思い出すと、これまでに作り上げられてきた価値観に、ピシピシと亀裂が入り始めた気がした。
「ブラちゃんにも幼馴染がいるんですね」
小さい口をモグモグと動かすブラちゃんに梨子が笑顔を向けると
「そうなの。パンちゃんていってね、ブラより一つ歳上の女の子で、孫君の孫なのよ」
と言ったブルマさんに「え?」と、思わず声を漏らしてしまった。
梨子も驚いたらしく、後ろの席で朝食をガツガツと食べる悟空さんを振り返る。
どー見ても三十代……二十代でもいけそうなこの人に孫がいるだと……?!
一体何歳なんだ、この人……!!?
梨子と二人、唖然としていると
「いいわよね。サイヤ人は歳取らなくて!」
そうぼやいたブルマさんに
「……サイヤジン?」
梨子がポツリ尋ねた。
すると
「あ、言ってなかったわね。ベジータと孫君はサイヤ人ていって、地球人じゃないのよ」
事も無げに返ってきた答えに次は絶句した。
は?
地球人じゃない……? って……。
はぁっ?!
また……そんな話し信じられるわけないだろっ!!
思いっきり眉を寄せ、どう見ても私たちと何ら変わらない朝から食欲旺盛な二人を見つめてると
「宇宙人てやっぱりいるんだ……! あ、でも、私たちもここじゃあ、宇宙人か……」
アハハと苦笑いを浮かべる梨子に
……ああ、そうだった……。
忘れかけていたが、自分たちもこの地球では異星人であることを思い出すと、これまでに作り上げられてきた価値観に、ピシピシと亀裂が入り始めた気がした。