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晴れ渡っていた空が急に暗くなった。
「! これって……!」
まだ昼間だっていうのに、突然夜になったかのような、見慣れたこの空の感じ……。
「神龍!?」
間違いない! 神龍だわ!! すぐに分かった。
そりゃ、伊達に何回も呼び出してないわよ。
この感じは……あの神龍が出て来る時の空に間違いないもの!!
コーヒーポットを持ったまま空を見上げていると
「神龍?! 一体誰が?!」
神龍を見慣れてない、未来から来た我が子が不安気に私とベジータ、どちらに聞くでもなく尋ねてきた。
神龍慣れしてないとはいえ、神龍を呼び出す為に必要な「ドラゴンボール」を集めるのが簡単じゃないことくらい、未来から来たこの子だって知っている。
ちらりとベジータを見たけど、暗い空を見据えたままで答える様子もないから
「ドラゴンレーダーは家にあるし、私たちの知り合いじゃなさそうね」
眉を寄せ、確かに机の引き出しにある筈のレーダーのことを思い浮かべた。
「じゃあ、一体誰が……?」
ベジータと同じように暗い空を見据える瞳は、不安そうに揺れて見えた。
ま、平和慣れもしてないから、嫌でも不安を覚えるのは仕方ないけど。
この子、本当に苦労してるから……。
そんな我が子を不憫に思いつつ
「大丈夫よ! きっとロクでもない奴が、ロクでもない願い事をするために呼び出したんでしょ」
気にしちゃダメよ。というふうに、私が言った直後だった。
空を見据えていた二人が、ビクッ! と大きく反応して、とんでもないモノを見たって感じの顔を遠くの空に向けていた。
「! これって……!」
まだ昼間だっていうのに、突然夜になったかのような、見慣れたこの空の感じ……。
「神龍!?」
間違いない! 神龍だわ!! すぐに分かった。
そりゃ、伊達に何回も呼び出してないわよ。
この感じは……あの神龍が出て来る時の空に間違いないもの!!
コーヒーポットを持ったまま空を見上げていると
「神龍?! 一体誰が?!」
神龍を見慣れてない、未来から来た我が子が不安気に私とベジータ、どちらに聞くでもなく尋ねてきた。
神龍慣れしてないとはいえ、神龍を呼び出す為に必要な「ドラゴンボール」を集めるのが簡単じゃないことくらい、未来から来たこの子だって知っている。
ちらりとベジータを見たけど、暗い空を見据えたままで答える様子もないから
「ドラゴンレーダーは家にあるし、私たちの知り合いじゃなさそうね」
眉を寄せ、確かに机の引き出しにある筈のレーダーのことを思い浮かべた。
「じゃあ、一体誰が……?」
ベジータと同じように暗い空を見据える瞳は、不安そうに揺れて見えた。
ま、平和慣れもしてないから、嫌でも不安を覚えるのは仕方ないけど。
この子、本当に苦労してるから……。
そんな我が子を不憫に思いつつ
「大丈夫よ! きっとロクでもない奴が、ロクでもない願い事をするために呼び出したんでしょ」
気にしちゃダメよ。というふうに、私が言った直後だった。
空を見据えていた二人が、ビクッ! と大きく反応して、とんでもないモノを見たって感じの顔を遠くの空に向けていた。