サヨナラ
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次の日。
カプセルコーポレーションには、トランクスさんの見送りに「むかしからの仲間」という人たちもやって来た。
仲間の人たちの中にはピッコロさんもいて、見送りのために学校を休んだトランクス君も、その仲間の人たちと言葉を交わしてる。
和気あいあいとした雰囲気が漂うその輪の中に、私とマコちゃんは入りづらくて、離れた場所からそのようすを眺めてると
「……夢の国かよ」
マコちゃんがボソッと呟いた。
「何が?」
「いや……豚が服着て立って喋ってる。それに、あのぬいぐるみも……しかも浮いてるし!」
「国王様は犬だったよ」
「ああ……。そういやそうだった……。私、最後まで、このファンタジー感に慣れなかったわ」
げんなりするマコちゃんに
「でも、すごくいいところだったよ! ブルマさんたち優しかったし」
笑顔を向けると「まぁね……」って答えるマコちゃんの顔は笑ってた。
「私、本当にこの地球に来れてよかったよ。普通じゃないこといっぱい経験出来たし、本当に楽しかった」
「うん……。そうだね。おかげで、気の修行が出来たし」
「うんうん! それに、神様や宇宙で一番偉いっていう破壊神さんとも知り合いになれたし!」
「そうそう。宇宙が十二個あるってことも知れたし。……まぁ、家に帰って話しても、誰も信じないだろうけどね」
マコちゃんはそう言うと、苦笑いを浮かべた。
「うん……そうだね。何か、悔しいね」
この地球のことを、私たちの地球の人は知ることはないんだよね……。
そう思うと、すごく残念に思えた。
カプセルコーポレーションには、トランクスさんの見送りに「むかしからの仲間」という人たちもやって来た。
仲間の人たちの中にはピッコロさんもいて、見送りのために学校を休んだトランクス君も、その仲間の人たちと言葉を交わしてる。
和気あいあいとした雰囲気が漂うその輪の中に、私とマコちゃんは入りづらくて、離れた場所からそのようすを眺めてると
「……夢の国かよ」
マコちゃんがボソッと呟いた。
「何が?」
「いや……豚が服着て立って喋ってる。それに、あのぬいぐるみも……しかも浮いてるし!」
「国王様は犬だったよ」
「ああ……。そういやそうだった……。私、最後まで、このファンタジー感に慣れなかったわ」
げんなりするマコちゃんに
「でも、すごくいいところだったよ! ブルマさんたち優しかったし」
笑顔を向けると「まぁね……」って答えるマコちゃんの顔は笑ってた。
「私、本当にこの地球に来れてよかったよ。普通じゃないこといっぱい経験出来たし、本当に楽しかった」
「うん……。そうだね。おかげで、気の修行が出来たし」
「うんうん! それに、神様や宇宙で一番偉いっていう破壊神さんとも知り合いになれたし!」
「そうそう。宇宙が十二個あるってことも知れたし。……まぁ、家に帰って話しても、誰も信じないだろうけどね」
マコちゃんはそう言うと、苦笑いを浮かべた。
「うん……そうだね。何か、悔しいね」
この地球のことを、私たちの地球の人は知ることはないんだよね……。
そう思うと、すごく残念に思えた。