サヨナラ
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「まさか、結婚してたなんてね……。ってか、誰か言えよ! まぁ、私らも聞かなかったけどさ……。だって、未来の世界に帰りたいような感じでもなかったし……。まさか、嫁子供がいるなんて……! っくぅぅ! 騙された! 完全に騙された……!!」
いつも口数の少ないマコちゃんが、この夜は珍しくしゃべり続けてた。
多分、呆気なく失恋した私を慰めようとしてくれてるんだと思う。
マコちゃんに気を遣わせてることが悪くて
「あはは……ホント、それ……! 結婚してるなら言ってくれたらよかったのになー……」
そう言って無理して笑うと、マコちゃんは憐れむような顔で
「……泣いていいぞ」
そう言ってくれた。
でも……。
失恋してショックなのに……。
トランクスさんが、結婚してたことがショックな筈なのに……。
何故か涙は出てこなかった。
あまりに呆気ない片想いの結末に、ただ、乾いた笑いしか出てこなかった。
部屋のベッドに座って
ああ……恋が終わったんだ……。
もう、好きでいちゃダメなんだ……。
ポツリと思ってると
「でも、これで良かったんじゃない? トランクスさんとはもう、どっちみち会えなくなるんだから……。お互い好きじゃなくてよかったでしょ。もし、そうだったら……もっと辛いことになってたって」
マコちゃんはそう言うと、ベッドの傍に置かれたソファから立ち上がり
「さ。明日はトランクスさんを見送った後、私らも帰るんだからね。早く寝るよ!」
そう言うと「じゃ、おやすみ」って、部屋を出て行った。
いつも口数の少ないマコちゃんが、この夜は珍しくしゃべり続けてた。
多分、呆気なく失恋した私を慰めようとしてくれてるんだと思う。
マコちゃんに気を遣わせてることが悪くて
「あはは……ホント、それ……! 結婚してるなら言ってくれたらよかったのになー……」
そう言って無理して笑うと、マコちゃんは憐れむような顔で
「……泣いていいぞ」
そう言ってくれた。
でも……。
失恋してショックなのに……。
トランクスさんが、結婚してたことがショックな筈なのに……。
何故か涙は出てこなかった。
あまりに呆気ない片想いの結末に、ただ、乾いた笑いしか出てこなかった。
部屋のベッドに座って
ああ……恋が終わったんだ……。
もう、好きでいちゃダメなんだ……。
ポツリと思ってると
「でも、これで良かったんじゃない? トランクスさんとはもう、どっちみち会えなくなるんだから……。お互い好きじゃなくてよかったでしょ。もし、そうだったら……もっと辛いことになってたって」
マコちゃんはそう言うと、ベッドの傍に置かれたソファから立ち上がり
「さ。明日はトランクスさんを見送った後、私らも帰るんだからね。早く寝るよ!」
そう言うと「じゃ、おやすみ」って、部屋を出て行った。