Back to the Earth
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「梨子」だって……!
トランクスが女の子を呼び捨てしてるのが新鮮で、ニヤニヤしながら研究室のパソコンに向かってると、ドアをノックする音がした。
返事をしてドアを開けると、そこにはトランクス――未来から来た我が子が立っていた。
「あら? どうしたの?」
「何か、手伝えることはないかと思って……」
「ああ、そうね……。いまは特にないんだけど……。まぁ、入りなさいよ!」
中に入るよう促すと、トランクスは部屋の中央に設置されてる、タイムマシンのエネルギーでもある青い電気液を抽出している装置の前で足を止めた。
そのエネルギーの光で、トランクスの横顔が照らされるのを見ながら
「そっちの研究室はどう? 設備は整ってきた?」
尋ねると
「ええ、だいぶん揃ってはきましたけど、まだここまでは……」
弱い笑顔が振り向いた。
「そう……。設備が揃うまでは、色々工夫しなきゃダメね。でも、それも楽しいものよ。頭をフル回転させないといけないから!」
笑顔を向けると「そうですね」って、トランクスは小さく微笑んだ。
そんな我が子に
「モノはなくても、そっちにはタイムマシンていう最高の発明品を造った私がいるんだもの。大丈夫よ! それに。頼れる息子が二人もいるんだしね!」
そう言って、逞しい背中をポン! と叩くと、トランクスから「はい!」と、力強い返事が返ってきた。
お互い顔を見合わせ微笑むと、トランクスは一つ呼吸を置いてから
「母さん。俺……明日、未来に帰ろうと思います」
清々しい顔で、そう伝えてきた。
トランクスが女の子を呼び捨てしてるのが新鮮で、ニヤニヤしながら研究室のパソコンに向かってると、ドアをノックする音がした。
返事をしてドアを開けると、そこにはトランクス――未来から来た我が子が立っていた。
「あら? どうしたの?」
「何か、手伝えることはないかと思って……」
「ああ、そうね……。いまは特にないんだけど……。まぁ、入りなさいよ!」
中に入るよう促すと、トランクスは部屋の中央に設置されてる、タイムマシンのエネルギーでもある青い電気液を抽出している装置の前で足を止めた。
そのエネルギーの光で、トランクスの横顔が照らされるのを見ながら
「そっちの研究室はどう? 設備は整ってきた?」
尋ねると
「ええ、だいぶん揃ってはきましたけど、まだここまでは……」
弱い笑顔が振り向いた。
「そう……。設備が揃うまでは、色々工夫しなきゃダメね。でも、それも楽しいものよ。頭をフル回転させないといけないから!」
笑顔を向けると「そうですね」って、トランクスは小さく微笑んだ。
そんな我が子に
「モノはなくても、そっちにはタイムマシンていう最高の発明品を造った私がいるんだもの。大丈夫よ! それに。頼れる息子が二人もいるんだしね!」
そう言って、逞しい背中をポン! と叩くと、トランクスから「はい!」と、力強い返事が返ってきた。
お互い顔を見合わせ微笑むと、トランクスは一つ呼吸を置いてから
「母さん。俺……明日、未来に帰ろうと思います」
清々しい顔で、そう伝えてきた。