神様がくれた時間②
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「ギターはいつから始めたんだい?」
「十二歳の時です。マコちゃんのお兄さんから、もらったのがきっかけで……」
「へぇ、そうなんだ」
「でも、最初は全然弾けなくて……。弾けるようになりたくて、毎日練習したんです」
「そうか。毎日練習しないと上達しないのは、楽器も一緒なんだな。俺たちの修行と同じだ」
「トランクスさんは、いつ頃から武術されてるんですか?」
「あー……。本格的に習い始めたのは十三歳くらいだったかな。戦わないといけない。そんな世界だったからね」
「あっ、す、すみません……。余計なこと聞いてしまって……!」
「大丈夫だよ。確かに、辛いことはたくさんあったけど、平和を取り戻すことが出来たからね」
トランクスさんは穏やかに微笑むと
「もう背中の剣なんて必要ない。これからは、平和で豊かな世界を目指さないといけない。だから、これからは俺みたいな人間じゃない。梨子ちゃんみたいに歌や音楽で、人の心を豊かにするような、そんな人が俺たちの世界には必要だと思うんだ」
トランクスさんはそう言うと
「うん、そうだな……。俺もギターを始めてみるのもいいかもしれないな」
楽しそうに微笑んだ。
そんなトランクスさんを見つめながら、私も笑みが零れた。
そして、この時間がずっと続けばいいのにって思った。
食べたケーキの味が分からないくらい、胸がいっぱいになってドキドキしたけど、凄く幸せで宝物みたいな時間だった。
こんな素敵な時間を作ってくれた神様に、私は心の中で「ありがとうございます」って、感謝の言葉を呟いた。
「十二歳の時です。マコちゃんのお兄さんから、もらったのがきっかけで……」
「へぇ、そうなんだ」
「でも、最初は全然弾けなくて……。弾けるようになりたくて、毎日練習したんです」
「そうか。毎日練習しないと上達しないのは、楽器も一緒なんだな。俺たちの修行と同じだ」
「トランクスさんは、いつ頃から武術されてるんですか?」
「あー……。本格的に習い始めたのは十三歳くらいだったかな。戦わないといけない。そんな世界だったからね」
「あっ、す、すみません……。余計なこと聞いてしまって……!」
「大丈夫だよ。確かに、辛いことはたくさんあったけど、平和を取り戻すことが出来たからね」
トランクスさんは穏やかに微笑むと
「もう背中の剣なんて必要ない。これからは、平和で豊かな世界を目指さないといけない。だから、これからは俺みたいな人間じゃない。梨子ちゃんみたいに歌や音楽で、人の心を豊かにするような、そんな人が俺たちの世界には必要だと思うんだ」
トランクスさんはそう言うと
「うん、そうだな……。俺もギターを始めてみるのもいいかもしれないな」
楽しそうに微笑んだ。
そんなトランクスさんを見つめながら、私も笑みが零れた。
そして、この時間がずっと続けばいいのにって思った。
食べたケーキの味が分からないくらい、胸がいっぱいになってドキドキしたけど、凄く幸せで宝物みたいな時間だった。
こんな素敵な時間を作ってくれた神様に、私は心の中で「ありがとうございます」って、感謝の言葉を呟いた。