三人で同じテーブルにつき、食事をしてると

「いやぁ、腹減ったぞ！」

　という声と一緒に、べジータさんと悟空さんが入って来た。

　二人が入って来ると、レストラン全体が急に慌ただしくなった気がした。

　そりゃそうか。

　一回の食事であれだけの量を食べるんだもんな。

　作る方も配膳も毎度大変だろうな……。

　そんなことを思いながら、このレストランで働く人たちに同情してると

「よぉ、真琴！　修行はどうだ？」

　悟空さんに声を掛けられた。

「ああ……。それが、全然出来なくて……」

　力なく言うと

「ハハ、そっか！　まぁ、オラも気を扱えるようになるまで、結構時間かかったからなぁ。焦らずゆっくりやればいいさ！　コツさえ掴めば後は楽だ。それまで頑張れ」

　気分が晴れるような笑顔を向けられ

「ありがとうございます。ここにいる間に、出来るように頑張ります」

　決意を込め言うと

「剣道とかいう遊びに、気など必要ないだろ」

　相変わらずの冷たい視線を感じた。

　ああ……またこの人は……。

　ホント面倒臭い人だな……。

　心の中で溜息を吐いて、無視を決め込もうとしてると

「そんなことねぇさ。剣道だって武道だろ？　一緒さ」

　悟空さんが、笑顔をべジータさんへと向けた。

　すると、トランクスさんも

「そうですよ、父さん。剣道も武道の一つです。真琴ちゃんから剣道の教えを聞きましたけど、勉強になりましたよ」

　そう言って、柔らかい笑みをべジータさんへと向けると、べジータさんは、ジロリと私の方を見ながら