一途な息子の恋
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何気なく聞くと、トランクスは「えっ」って、明らかに動揺した。
我が子のその初々しい反応に、顔がにやけそうになるのを我慢しながら
「梨子ちゃんに勉強教えてあげてるんでしょ? ……あんた。まさか、勉強の話ししかしてないの?」
呆れたように言うと
「そ、そんなことないよ。話してるよ……! 学校のこととか、地球のこととか……」
案の定、話しに乗ってきた。
「へぇー、そうなの。で、他には?」
「……他?」
「ほら、恋の話しとか」
「っそ、そんな話ししないよ!」
「えー。そうなの?」
「そうだよ……」
「じゃあ、梨子ちゃんの好きな人とか知らないわけ?」
目をパチパチして聞くと
「っ、知らないよ!」
トランクスは慌てるように答えた。
「何だ。そうなの」
つまらなそうに呟いてから
「あの子たち、可愛いのにボーイフレンドはいないって言ってたじゃない? あっちの地球の男って、見る目ないのかしらね? 二人ともあんなに可愛いのに」
そう言って、我が子の顔をチラリと窺うと、その顔は何となく強張って見えた。
「そう言えば、どんなタイプが好きなのかしら? そう言うのも聞いたりしてないわけ?」
ダメな子ねぇ。
とでも言うふうに、ジトリと睨むように我が子を見ると
「さぁ……。知らないよ。興味もないし」
作ったような澄まし顔は、ゴクリとオレンジジュースを飲み込んだ。
ふふ。
少し揺さぶられてきたかしら?
いつもなら直球を投げるとこだけど、変化球を投げて、少しずつ心の中を探っていくことにした。
我が子のその初々しい反応に、顔がにやけそうになるのを我慢しながら
「梨子ちゃんに勉強教えてあげてるんでしょ? ……あんた。まさか、勉強の話ししかしてないの?」
呆れたように言うと
「そ、そんなことないよ。話してるよ……! 学校のこととか、地球のこととか……」
案の定、話しに乗ってきた。
「へぇー、そうなの。で、他には?」
「……他?」
「ほら、恋の話しとか」
「っそ、そんな話ししないよ!」
「えー。そうなの?」
「そうだよ……」
「じゃあ、梨子ちゃんの好きな人とか知らないわけ?」
目をパチパチして聞くと
「っ、知らないよ!」
トランクスは慌てるように答えた。
「何だ。そうなの」
つまらなそうに呟いてから
「あの子たち、可愛いのにボーイフレンドはいないって言ってたじゃない? あっちの地球の男って、見る目ないのかしらね? 二人ともあんなに可愛いのに」
そう言って、我が子の顔をチラリと窺うと、その顔は何となく強張って見えた。
「そう言えば、どんなタイプが好きなのかしら? そう言うのも聞いたりしてないわけ?」
ダメな子ねぇ。
とでも言うふうに、ジトリと睨むように我が子を見ると
「さぁ……。知らないよ。興味もないし」
作ったような澄まし顔は、ゴクリとオレンジジュースを飲み込んだ。
ふふ。
少し揺さぶられてきたかしら?
いつもなら直球を投げるとこだけど、変化球を投げて、少しずつ心の中を探っていくことにした。