一途な息子の恋
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ああ。この子、恋してるのね。
梨子ちゃんの唄を聴いて、そう思った。
明るいメロディと可愛らしい歌詞だけど、恋愛中の苦しさを唄った歌。
そんな歌を、こんなにも気持ちを込めて唄うんだもの。
でも……。
ボーイフレンドはいないって言ってたわよね……?
……ってことは。
片想い?!
ヤダ! 何て甘酸っぱいの!
胸がキュンとするじゃない!!
十代のあの頃を思い出しちゃうじゃない!!
むかしの恋を思い出しながら、一人センチメンタルな気分になってると、ピアノは軽快なメロディのまま鳴り止んだ。
唄い終わると、梨子ちゃんは椅子から立ち上がり
「あ、あの。聴いて頂いて、ありがとうございました……」
そう言って、恥ずかしそうに頭を下げた。
「すごく良かったわよ! ありがとう、梨子ちゃん! そっちの地球の歌も凄く素敵じゃない」
笑顔を向けると
「ウフフ。むかしのことを思い出しちゃう歌だったわね」
ママも口元に手を当て微笑んだ。
そうよね!
分かるわ、ママ!!
心の中で激しく頷いてると
「意味はよく分かんなかったけどよ、スゲェぞ梨子。よく、それ弾きながら唄えるな。結構難しいんじゃねぇか?」
孫君が違った視点で、梨子ちゃんの歌を聴いてたことに呆れた。
「あんたね……。そこなの?! 歌の感想言いなさいよ」
眉を顰めると
「フッ。確かに、おまえには出来そうにないな」
ニヤリと笑うべジータに続いて
梨子ちゃんの唄を聴いて、そう思った。
明るいメロディと可愛らしい歌詞だけど、恋愛中の苦しさを唄った歌。
そんな歌を、こんなにも気持ちを込めて唄うんだもの。
でも……。
ボーイフレンドはいないって言ってたわよね……?
……ってことは。
片想い?!
ヤダ! 何て甘酸っぱいの!
胸がキュンとするじゃない!!
十代のあの頃を思い出しちゃうじゃない!!
むかしの恋を思い出しながら、一人センチメンタルな気分になってると、ピアノは軽快なメロディのまま鳴り止んだ。
唄い終わると、梨子ちゃんは椅子から立ち上がり
「あ、あの。聴いて頂いて、ありがとうございました……」
そう言って、恥ずかしそうに頭を下げた。
「すごく良かったわよ! ありがとう、梨子ちゃん! そっちの地球の歌も凄く素敵じゃない」
笑顔を向けると
「ウフフ。むかしのことを思い出しちゃう歌だったわね」
ママも口元に手を当て微笑んだ。
そうよね!
分かるわ、ママ!!
心の中で激しく頷いてると
「意味はよく分かんなかったけどよ、スゲェぞ梨子。よく、それ弾きながら唄えるな。結構難しいんじゃねぇか?」
孫君が違った視点で、梨子ちゃんの歌を聴いてたことに呆れた。
「あんたね……。そこなの?! 歌の感想言いなさいよ」
眉を顰めると
「フッ。確かに、おまえには出来そうにないな」
ニヤリと笑うべジータに続いて