あなたにラブソングを②
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ブルマさんのお父さん、お母さんからも拍手をもらえた。
恥かしいなと思いながらも、ピアノ越しに顔を覗かせ
「あ、ありがとうございます……」
ペコリと頭を下げると、すぐに頭を引っ込め、一人余韻に浸った。
唄いきったことに満足して、気持ちよくなってると
「ねぇ、梨子ちゃん。ラブソング唄ってくれないかしら?」
ブルマさんからリクエストが飛んできた。
ピアノ越しにそっと顔を出すと
「あるわよね? そっちの地球にもラブソング」
期待に満ちたような顔がこっちを見てた。
「……あ、ありますけど……」
気が進まないのもあって、口籠もって答えると
「じゃあ、是非聴かせて欲しいわ!」
ブルマさんのその笑顔は、とても断れるような雰囲気じゃなかった。
どうしよ……。
そう思って、目を泳がせてると、ソファの傍に微笑んで立ってるトランクスさんが視界に入った。
その姿に、ドキッと胸が高鳴って、心がほんわりと温かくなった。
「あぁ……好きだなぁ」っていう気持ちが、胸の奥から込み上げてきた。
知って欲しいな……私の気持ち。
でも、伝える勇気なんてないし……。
そんなもどかしさが溢れてくると、気付けば指は鍵盤を押さえてた。
鳴り出したのは、部屋でいつも、トランクスさんを想いながら歌ってるラブソング。
明るいメロディとポップな歌詞の中に、大好きな彼を想う、女の子の切ない気持ちが込められた歌。
トランクスさんに、届くかな……?
届けばいいな……。
そんな願いを密かに込めて、私は恋の歌を歌い始めた。
恥かしいなと思いながらも、ピアノ越しに顔を覗かせ
「あ、ありがとうございます……」
ペコリと頭を下げると、すぐに頭を引っ込め、一人余韻に浸った。
唄いきったことに満足して、気持ちよくなってると
「ねぇ、梨子ちゃん。ラブソング唄ってくれないかしら?」
ブルマさんからリクエストが飛んできた。
ピアノ越しにそっと顔を出すと
「あるわよね? そっちの地球にもラブソング」
期待に満ちたような顔がこっちを見てた。
「……あ、ありますけど……」
気が進まないのもあって、口籠もって答えると
「じゃあ、是非聴かせて欲しいわ!」
ブルマさんのその笑顔は、とても断れるような雰囲気じゃなかった。
どうしよ……。
そう思って、目を泳がせてると、ソファの傍に微笑んで立ってるトランクスさんが視界に入った。
その姿に、ドキッと胸が高鳴って、心がほんわりと温かくなった。
「あぁ……好きだなぁ」っていう気持ちが、胸の奥から込み上げてきた。
知って欲しいな……私の気持ち。
でも、伝える勇気なんてないし……。
そんなもどかしさが溢れてくると、気付けば指は鍵盤を押さえてた。
鳴り出したのは、部屋でいつも、トランクスさんを想いながら歌ってるラブソング。
明るいメロディとポップな歌詞の中に、大好きな彼を想う、女の子の切ない気持ちが込められた歌。
トランクスさんに、届くかな……?
届けばいいな……。
そんな願いを密かに込めて、私は恋の歌を歌い始めた。