あなたにラブソングを①
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表情も動きも変えず、淡々と歌える人もいるけど、私はそうじゃなかった。
それが、どうしても恥かしい!
……っていう理由を知られるのは嫌で
「……ピアノを弾くのと、ギターの弾き語りとじゃ違うの!」
そう大雑把に答えると
「私からしてみたら、一緒に思うんだけどねー」
マコちゃんは分からないって感じで、眉を寄せた。
じとりとした視線を感じながらも、そのまま流そうとしてると
「じゃあ、ピアノを弾きながら歌うのは大丈夫なのかな?」
声の方を見ると、嬉しそうに微笑むトランクスさんと目が合った。
「あー、そう言えばギター始める前までは、よくピアノ弾きながら唄ってたよねぇ」
思い出すようにマコちゃんが被せると
「へぇ。じゃあ、ピアノの弾き語りも聴いてみたいな」
トランクスさんは興味有り気に、表情を明るくした。
その顔は、気をつけなきゃ口元が緩んじゃいそうなくらい、私を弱らせるものだった。
だって、好きな人が自分に興味を持ってくれた気がして嬉しいんだもん!
私のことを、少しでも見ようとしてくれてることが嬉しいんだもん!
胸をキュンキュンさせながら、そんな嬉しさと恥かしさの入り混じった、ふわふわとした心地になってると
「今度は、ピアノの弾き語りも聴かせてくれないかな?」
優しい青い目に微笑まれ、躊躇うことなく「は、はい……!」って、元気のいい返事を返してた。
「ピアノの弾き語りもいいですよー」
そう言うマコちゃんは「あーあ」とでも言うように、呆れたような顔を私に向けてた。
それが、どうしても恥かしい!
……っていう理由を知られるのは嫌で
「……ピアノを弾くのと、ギターの弾き語りとじゃ違うの!」
そう大雑把に答えると
「私からしてみたら、一緒に思うんだけどねー」
マコちゃんは分からないって感じで、眉を寄せた。
じとりとした視線を感じながらも、そのまま流そうとしてると
「じゃあ、ピアノを弾きながら歌うのは大丈夫なのかな?」
声の方を見ると、嬉しそうに微笑むトランクスさんと目が合った。
「あー、そう言えばギター始める前までは、よくピアノ弾きながら唄ってたよねぇ」
思い出すようにマコちゃんが被せると
「へぇ。じゃあ、ピアノの弾き語りも聴いてみたいな」
トランクスさんは興味有り気に、表情を明るくした。
その顔は、気をつけなきゃ口元が緩んじゃいそうなくらい、私を弱らせるものだった。
だって、好きな人が自分に興味を持ってくれた気がして嬉しいんだもん!
私のことを、少しでも見ようとしてくれてることが嬉しいんだもん!
胸をキュンキュンさせながら、そんな嬉しさと恥かしさの入り混じった、ふわふわとした心地になってると
「今度は、ピアノの弾き語りも聴かせてくれないかな?」
優しい青い目に微笑まれ、躊躇うことなく「は、はい……!」って、元気のいい返事を返してた。
「ピアノの弾き語りもいいですよー」
そう言うマコちゃんは「あーあ」とでも言うように、呆れたような顔を私に向けてた。