天使と小悪魔②
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結局、地下にある店から順に見て回ることになった。
梨子は上機嫌で
「あ、アレ可愛い!」や「わぁ、何か未来っぽい!」
そんな感想を言っては、店に出たり入ったりを繰り返してる。
「まったく……。買いもしないのに、何でそんなにテンション上がるのか分かんない……」
五階あたりで、真琴はそう言ってダルそうに通路の壁にもたれ掛かった。
「……見なくていいの?」
隣りで腕を組む真琴を見ると
「え? いいよ、別に」
あっさりした返事が返ってきた。
「買い物、好きじゃないんだっけ?」
「買い物が好きじゃないって言うか、買いもしないのにダラダラ見るのが嫌なんだよね……」
溜息交じりの答えに
「ふーん……。でも、分かるよ。目的の物買ったら、それでいいもんな」
同意すると
「だよね。付き合ってらんないわ」
真琴は面倒臭そうに眉を顰めた。
けど、すぐに
「まぁ、この地球に居る間は、観光だと思って付き合うけど……」
真琴が呟くと同時に
「お待たせー! さ、次行こ、次!!」
梨子のテンションの高い声が近付いて来た。
最上階の十階は、レストランやカフェの他に、雑貨の店が数店舗並んでた。
列が出来てる飲食店を横目に見ながら
「休憩する?」
十階まで歩きまわって、疲れただろう梨子と真琴に聞くと
「あー……何か混んでるし、ここ出てからでいいよ」
真琴はうんざり顔で答えた。
梨子は上機嫌で
「あ、アレ可愛い!」や「わぁ、何か未来っぽい!」
そんな感想を言っては、店に出たり入ったりを繰り返してる。
「まったく……。買いもしないのに、何でそんなにテンション上がるのか分かんない……」
五階あたりで、真琴はそう言ってダルそうに通路の壁にもたれ掛かった。
「……見なくていいの?」
隣りで腕を組む真琴を見ると
「え? いいよ、別に」
あっさりした返事が返ってきた。
「買い物、好きじゃないんだっけ?」
「買い物が好きじゃないって言うか、買いもしないのにダラダラ見るのが嫌なんだよね……」
溜息交じりの答えに
「ふーん……。でも、分かるよ。目的の物買ったら、それでいいもんな」
同意すると
「だよね。付き合ってらんないわ」
真琴は面倒臭そうに眉を顰めた。
けど、すぐに
「まぁ、この地球に居る間は、観光だと思って付き合うけど……」
真琴が呟くと同時に
「お待たせー! さ、次行こ、次!!」
梨子のテンションの高い声が近付いて来た。
最上階の十階は、レストランやカフェの他に、雑貨の店が数店舗並んでた。
列が出来てる飲食店を横目に見ながら
「休憩する?」
十階まで歩きまわって、疲れただろう梨子と真琴に聞くと
「あー……何か混んでるし、ここ出てからでいいよ」
真琴はうんざり顔で答えた。