天使と小悪魔②
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「すごい人だね!」
「ホント……。何か……もう疲れた」
「オープンしたばっかりだからな。さ、行こう」
人の多さに圧倒される二人と一緒に、目当てのビルへと入った。
地上十階、地下二階のこの白い円柱型の建物は、十代二十代をターゲットにした店舗が数多く入った話題のファッションビルで、雑誌やテレビで大々的に紹介されてたこともあって、今日みたいな休日は凄く混んでる。
しかも、オープンセールなんかやってたりするから、尚更だ。
「はぁー。どこの女も買い物が好きだねぇ」
たくさんの紙袋を持ち歩く女性客を見て、真琴が呆れるのを
「マコちゃんみたいに、お買い物好きじゃない人の方が珍しいんだよ」
梨子は呆れた口調で返してた。
買い物が好きじゃない?
珍しい奴だな……。
そう思ってると
「で、何階に行くの?」
真琴は人の流れを邪魔しないように、通路の少し広くなってる場所で立ち止まると、入り口で取ったパンフレットを広げた。
でも、二人にこっちのブランドが分かる筈もなく
「どんなお店なのか分かんないね……」
梨子が苦笑いを浮かべると
「あんたが見たいのは服でしょ? だから三階から六階まででいいんじゃないの?」
パンフレットに書かれた「レディースファッション」の文字を見て、投げやりに言い放つ真琴に
「えーっ! 全部のお店見たいから、取り敢えず地下から見て行こうよー」
梨子は、不満そうに口を尖らせた。
「ホント……。何か……もう疲れた」
「オープンしたばっかりだからな。さ、行こう」
人の多さに圧倒される二人と一緒に、目当てのビルへと入った。
地上十階、地下二階のこの白い円柱型の建物は、十代二十代をターゲットにした店舗が数多く入った話題のファッションビルで、雑誌やテレビで大々的に紹介されてたこともあって、今日みたいな休日は凄く混んでる。
しかも、オープンセールなんかやってたりするから、尚更だ。
「はぁー。どこの女も買い物が好きだねぇ」
たくさんの紙袋を持ち歩く女性客を見て、真琴が呆れるのを
「マコちゃんみたいに、お買い物好きじゃない人の方が珍しいんだよ」
梨子は呆れた口調で返してた。
買い物が好きじゃない?
珍しい奴だな……。
そう思ってると
「で、何階に行くの?」
真琴は人の流れを邪魔しないように、通路の少し広くなってる場所で立ち止まると、入り口で取ったパンフレットを広げた。
でも、二人にこっちのブランドが分かる筈もなく
「どんなお店なのか分かんないね……」
梨子が苦笑いを浮かべると
「あんたが見たいのは服でしょ? だから三階から六階まででいいんじゃないの?」
パンフレットに書かれた「レディースファッション」の文字を見て、投げやりに言い放つ真琴に
「えーっ! 全部のお店見たいから、取り敢えず地下から見て行こうよー」
梨子は、不満そうに口を尖らせた。